成功知能指数SIQコーチの幸せ日記

今日は遺伝子工学の村上和男先生の講演を聞いてきました。

「ねずみの遺伝子解明をパスツール研究所に先を越されて
がっかりしていたら、さらに人の遺伝子解明でも負けてしまいそうだ・・・とわかって、

意気消沈してドイツの大学のビアホールでビールを飲んでいたときです。

あまりいないはずの日本人が、しかも京都大学の著名なある教授が
そこにいたんです。そして、声をかけてくれました。


あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます！！

彼は、私の状況を聞いてくれて、

勝負はまだ出てませんよ
あなたの研究に協力します、と言ってくれました。

こんな場所でこんな方に会う
しかも競争の激しい学会の中で協力を申し出てくださる

こんな偶然はない！これはやれるぞ！と思ったんです。」

ことがうまく運ぶときは、このような嬉しい偶然が立て続けに起こったりしますね。


これとは逆に、何かをしようとすると、いつも邪魔が入るというような
ことがあります。

あることで電話をしようとすると、宅急便が届いて中断する
またしようとすると、今度は別の電話がかかってくる

なんだかんだで電話をする機会を逸してしまう

というような場合があります。

私はこのような場合は、しばらくその件から遠ざかるようにしています。
以前は、このような兆候があっていても、「やると決めたことだから」と無理に
やっていたのですが、どうもうまくいかないケースが多くありました。



うまく行く場合は、いい偶然が続く
うまく行かない場合は、進むのを阻むような偶然が続く


このようなことを何度か経験しているうちに、
このような偶然は偶然ではなく、何かを教えてくれていると
思うようになりました。


行こうと思っていたのに、飛行機の便がどうしても取れない
やろうとしていたけれど、何度も延期になる

このようなときは無理して行わないほうがよさそうです。


それにしても、村上先生はそれから俄然やる気になって日本に帰り、
研究チームも睡眠を削り、体重を削り、ついに人の遺伝子解明に成功しました。

あのとき、“ああ、ヒトの遺伝子でも先を越された・・。”と意気消沈してビールを飲んで
いなかったら、と思うと、不思議ですね。


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