カテゴリ:素敵に生きる心がけ
3年4ヶ月の父の看病とその前の忙しかった1年間、
私はゆっくりと阿蘇に行くことができていませんでした。 父が亡くなったあとも、仕事や何やかやで、ゆっくり できないまま過ごしていたのですが、やっと先日 本当にひさしぶりに阿蘇へ行くことができました。 あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 実は、テレビ番組で紹介されたのを見てから、 大野勝彦美術館にずっと行きたいと思っていたのです。 やっと来れたその美術館に入るとすぐに、両手先を失くして入院した病院で書いた手紙が 大きく拡大して飾ってありました。 「大変ご心配をおかけしています。私には両手先がありませんが、 こんなことでは負けられません。私にはたくさんすることがあるのです。」 というような内容です(正確には再現できていません)。 私だったら絶望の淵にあるだろうに、右手のひじに筆をくくりつけて もらって書いたなんて・・・。 まだ入院3日目で・・?? なんて凄い精神力なんだろう、と深い感銘を受けました。 足を進めると、涙がでてくるような素敵な詩と絵が次々と私の目に迫ってきます。 「1日だけ私の願いを叶えてくれるなら、両手をプレゼントしてください。 自分の目の前では笑顔でいてくれる子供たちを両手で抱きしめてあげたい。」 というような内容(メモしたわけではありませんので、正確に再現はできていません) の『プレゼント』という詩絵にもジーンときました。 失くしてみて初めて見えてきたもの それは目の前にあった、当たり前に見えていた親の愛情や子供たちのかわいさ 自然の豊かさ 人々の優しさ 普通でいられることのありがたさ それが切々とした想いで、絵が訴えかけてくれました。 当たり前と思っていることの中に、たくさんのギフトがあることを あらためて感じさせられました。 美術館をめぐって、絵画集を買ったら、ご本人がいらっしゃったので サインをしていただきました。 サインと一緒に似顔絵を書いてくださる大野勝彦さんは 目が楽しそうです。 「楽しそうですね。」 「はい、楽しいですよ。」とニコッと笑われます。 大野さんは、生き生きとした表情をされていました。 なんて強くて、なんてお茶目で、どうしてこんな素敵な精神力を お持ちなんだろう? そんな私の疑問は、そのあとであったミニ講演会で、解けてきました。 (続きは明日です。) ワクワクを発見! ソースワークショップ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月09日 23時49分47秒
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