カテゴリ:あきらめるな
私の机の前には、大きなコルクボードを掛けています。
そこには宝地図や、自分を励ます言葉、覚えておきたいことなどを 貼り付けているのですが、その中のひとつに荒川静香さんの オリンピックの写真(新聞の切り抜き)があります。 オリンピックのときの荒川さんに、私は勝ち負けを超えた、崇高な美しさを感じ、 私もこうでありたいと、それをいつも意識するために貼っています。 あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! ところが、「勝ち負けを超えた崇高な美しさ」をあの時感じたものの、その時の感動は 次第に薄れ、最近はあまり意識しないようになっていました。 そんな私に渇を入れるタイミングが来たのか、たまたま読んだ伊藤真さんの 『続ける力』の冒頭に、私がオリンピックを見たときに得たイメージを、 そのまま言葉にしてくださっている文章がありました。 思わず、そう!そう!とうなづきながら読んだその文章をご紹介します。 「トリノオリンピックで金メダルを獲ったフィギュアスケートの荒川静香選手は、 優勝後のインタビューで「勝ち負けにこだわるよりも、自分のスケートにこだわった」 とコメントしていました。その一言が、オリンピックから2年以上経った今も大変強く 印象に残っています。 (中略) メダルがかかった本番であるにも関わらず、あたかもエキシビションのように 勝負を忘れて楽しそうに舞う。これはとてつもない練習量と強靭さがないと できないことです。何度もスランプを乗り越えて「続ける」ことで獲得した、 しなやかで強靭な真の強さです。」 しなやかで強靭な真の強さ この言葉にゾクッとしました。 人は体調が良かったり悪かったり、気分が高揚したり落ち込んだりと 常に、状態が揺れ動きます。迷いも生まれます。あきらめかけたりもします。 しかし、そういったことを全て受け入れるしなやかさを持ち、 乗り越えて、続けていくことが鍵なんですね。 続けることで、彼女の「しなやかで強靭な真の強さ」が生まれ、 勝ち負けを超えたところで自分らしさを表現しようとこだわれた「彼女の境地」に 私は「崇高な美しさ」を感じ、感動したのだということを、 伊藤さんの言葉で、はっきりと自覚することができました。 何度もスランプを乗り越えて「続ける」 そのことで獲得する「しなやかで強靭な真の強さ」、「自分らしさの表現」 と写真の片隅に書き加えようと思います。 自分がワクワクできることを発見するソース・ワークショップ 7/26・27 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月30日 18時48分48秒
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