カテゴリ:時間管理
今朝は息子と私の行き先の方角が同じで、雨が降っていたため
いつもは自転車で行く息子を車で送っていくことになりました。 あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 「雨が降ってるから送っていくよ。同じ方向だから。」 「ありがとう。」 という短い会話をして、後は、車の中で何気ない話をずっとしていました。 ところが、目的地に近づくと、息子が 「お母さん、どこに行ってる?」と訊きます。 「え?塾じゃないの?」 「違うよ。学校だよ。学校も自習室は開いてるんだよ。」 「え?そうなの?塾だとばかり思ってた。」 目的地を確認しなかったばかりに、ちょっと遠回りになってしまいました。 大した距離の差ではないので、よかったのですが、急いでいた私には そのちょっとの距離の分でも早く着けたかもしれないのに・・、という気持ちが わきました。 このこと自体は大したことではなかったので、すぐに車線変更して 数分移動すればOKの話だったのですが、 両者が目的や意図を明確にしないまま、お互いにわかっているつもりになって 物事を進めてしまうということはありがちですね。 あとで「こんなはずではなかった。」と自分の考えの正しさを 時間とエネルギーを割いて主張しあう、ということも起きかねません。 上司と部下であれば、 「勝手に思い込みでやられちゃ困るよ。」と上司が言い、 部下が、「申し訳ありません。」と言う場面も考えられます。 「課長がちゃんと説明してくれてなかったら間違ったんです。」とは なかなか言いづらく、言葉を飲み込んでしまいます。 でも、これは、お互いに責任があります。 上司は部下がちゃんと仕事の目的を理解しているかどうか確認する。 部下は自分がちゃんと理解して仕事を進めているかどうか自己チェックを かける必要があります。 それを互いにせずに、お互いが相手を責めてしまうということを起しがちですね。 複数の人が関わり合う仕事や、協調して何かを作り上げていくとき、 最終的に目指す方向や目的などを最初にしっかり話し合う、ということが 大事です。 個人の場合でも、自分が今やっていることの目的を明確にしないまま なんとなくで始めてしまうこともあります。 また、最初は明確にして始めても、途中から細かい作業に入り込んでしまい、 「ええっと、これは何のためにそもそもやってたんだっけ?」とやってる目的から どんどんずれていく、ということもありがちです。 なんとなくで始めるのではなく しっかり目的や意図を、目的地や最終成果を、確認してから始める 特に多くの人が関わる場合は、徹底しておく ということをやっておくと、時間とエネルギーをロスすることなく お互い気持ちよく進めていくことができますね。 今朝の目的地間違いは、その小さな見本でした。 ベストライフ・コーチング 2008コーチフォーラム 11/30 分科会B「自己実現を惹きつける」を担当します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月05日 22時55分56秒
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