カテゴリ:宇宙の法則
『知的生産の技術』という本に、ここ何日か
私の心を捉えて離さない文章があります。 著者の梅棹忠夫さんは、 「知的生産の空間を機能分化すると 情緒が安定して知的な生産に集中できます」 という意味で下記の文章を書いてらっしゃるのですが、 これは人生全般にも言えることだと感じ、 何度も何度も読んで、その深い意味は何だろうと考えています。 あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! ーーー 水が流れてゆくとき、水路にいろんなでっぱりが沢山出ている。 水はそれにぶつかり、そこに渦巻きが起こる。 水全体がごうごうと音を立てて流れ、泡立ち、波うち、渦をまいて 流れてゆく。こういう状態がいわゆる乱流の状態である。 ところが、障害物が何もない場合には、大量の水が高速度で動いても 音ひとつしない。 見ていても、水は動いているかどうかさえ、はっきりわからない。 この状態が、いわゆる層流の状態である。 ーーー 苦手だなあと思う人、自分を批判・非難してくる人をも 含めてしまう器を持ち、生きていると、 あちこちにぶつかってエネルギーを消耗するのではなく、 大河となって、静かに高速で人生を進められる というようことではないかしら、と思えます。 苦手な人の持ついいところを知る 批判・評価してくる人の言っていることに謙虚に耳を傾ける 自然の中に生きていることを実感し、神の存在を感じる 万物の力を借りる そうすれば乱流は起きず、層流の状態で日々が 静かに高速に進んでいく 梅棹さんの文章にそんな意味があるように 感じられます。 自分の器を大きくする とは、そんなに簡単なことではありません。 しかし、自分ひとりで頑張ろうモードになっているかどうかに 気づくことはできると思います。 そんなときは、自分の器の大きさを考えてみる必要がありますね。 乱流ではなく層流で生きる そんな生き方がしたいものだと思います。 ベストライフ・コーチング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月31日 12時14分08秒
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