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昨日は、産業精神医、宇宙航空精神医の松崎一葉さんの
講演を聞いてきました。 テーマは、「職場でのメンタルヘルス対策」です。 働く組織でのメンタルヘルス管理の大事さを 痛感させられた話がいろいろとありました。 最近は未熟型と言われる新しいうつのタイプがあり、 子供の頃の集団の中で起きる葛藤と、うまく折り合いをつける経験なしに 人格的に未熟なまま社会人となった人に起こりがちということでした。 中でも下記の話が印象に残りました。 私が理解した範囲でまとめると、 「この未熟型うつ病は、アメリカでは発生しない。 アメリカでは、子供が18歳になると家から出して 自活することを促す文化がある。 未熟型は日本、韓国、イタリアで見られる。 なぜならこの三国は、家を大事にする文化、儒教を重んじる文化、 マンマミーアの文化があり、個人の自立を図ることよりも 家族、家庭が重んじられている。 」 親は、子供がある程度の年齢になったら、 野生の動物がそうするように、子供を自分から引き離し、 自立することが促さなければなりません。 ずっとぬくぬくと育てては、社会人になってから子供が 苦労する、ということをわきまえておかねばと感じました。 だからこそ、仮に18歳で家を出るとして、 それまでの間の親子のコミュニケーションを しっかり取り続ける しかりつけて子供を親の意のままにしようとするのではなく、 子供の自発性を引き出すように子供の話を「聴く」意識を 親が持ち続ける そういった18年間の「育む」期間を十分に全うできたら 子供は巣立ち、親に頼らずにいろんな荒波にもまれながらも 成長していく もうその時になったら、親は手を出さずに見守る こういった親の姿勢が大事なのではと思わされました。 子供が小さいときは、ずっと子育てが続くような 気分になりますが、過ぎてみるとあっという間の期間でもあります。 子供が小さい時、どれだけたくさん親子の会話をしていくか、 どれだけ子供の声に耳を傾け、子供の感性や個性を 受け入れ伸ばしてあげられるか 親は、こういったことを意識しながら、子育てにあたる 必要性を感じます。 コーチングは、人と人が関わるところでは全て活かされます。 職場だけでなく、家庭の中でも、コーチング的会話を し続けることができれば、 子供には生きる意欲が育まれ、自分のやりたいことを 挑戦し、時には失敗したりする中で学ぶ貴重な経験を手にして、 巣立っていくことができます。 是非、多くの人たちに、コーチングを学んで 実践してもらいたいと思わされた講演会でした。 ベストライフコーチング あなたのクリックをご協力くだ さい。ありがとうございます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月20日 10時54分54秒
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