カテゴリ:聴く
6月17日に「次回へ続く」と書いたにもかかわらず、10日が
経ってしまいました。 6月に入ってから3回連続で週末にあちこち出かけた疲れと、急に暑くなった た(いきなり35度近い日が何日か続きました)気温の変化とで、 先週は疲れがどっと出て、少し夏バテ状態でした。 やっと元気になってきたので、ブログも再開です。 (前回からの続き) コーチング学び始めの頃、「聴く」ことの大事さはわかっても 急にいろんなことに注意を払いながら「聴く」ということは 難しかったため、 とりあえず、「最後まで遮らずに聴く」 ということを最初に実行することにしました。 あなたのクリックをご協力くだ さい。ありがとうございます!! ある日、ちょっと報告にやってきたAさんの話を、 「よし、最後まで遮らずに聴くぞ~」と気合い、バッチリで 聴き始めました。 うなづきながら、”ええ、へえ~”と聴いていると、 最初、二人とも立っていたのですが、Aさんが椅子を引っ張ってきて、 私にはどうぞご自分の椅子にお座りください、というジェスチャーをし、 二人とも腰を据えて、話す態勢になりました。 その後、ずっとAさんが話を続けます。 Aさんは、多くの部下を抱えて、本当はこんな部であるべきだ、 今はこれが課題だ、といった日々考えていることを話してくれました。 週一回のミーティングで知っていた表面的なことだけではない、 生のAさんの想いを初めて聴いた気がしました。 気がつくと、あっという間に1時間。 タイムマネジメント的には褒められる話ではありません。 しかし、Aさんは話したことで、表情が明るくなっており、 私自身も大きな変化を感じることができました。 どんな変化を感じたかと言うと、二人の間に流れる空気感の違いです。 自分がどのように話せばいいのかということに意識が行っていた時、 その場に流れていた空気感は、ちょっとピリピリしていました。 二人の間にある溝を感じながら、これ以上、溝は広げたくない、 しかし、どうしたら自分の考えが伝わるか、という小さな葛藤を 抱えながら構えている、そんな会話をしていました。 ところが、遮らずに最後まで聴く、を徹底したら、 二人の間の空気は、あきらかに柔らかくなっていました。 信頼感のある明るい空気がそこにありました。 こんなにも、「聴く」姿勢ひとつで、会話は変わるのだ ということを強く意識した最初の出来事が、この日のAさんとの会話でした。 そして、さらにいろんな変化が起こり始めました。 (次回へ続く) ベストライフコーチング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月28日 11時12分04秒
[聴く] カテゴリの最新記事
|
|