カテゴリ:あきらめるな
昨日から『星の巡礼』パウロ・コエーリョ著の中から、
「夢をあきらめるな」という内容の文章をご紹介していますが、 今日は、昨日からの続きです。 昨日の内容を私なりに要約すると、 「若い頃は誰でも夢を持ち、それは魂に栄養を与える。 しかし、次第に自分の中に自分を批判するもう一人の自分が現れ 良き戦いをする前に、その夢を殺してしまう」 というものでしたが、さて、その次は、どんな段階に入るのでしょうか。 あなたのクリックをご協力くだ さい。ありがとうございます!! //////// 「自分の夢を殺すと、まず最初に時間が足りないという症状が現れる。 最も忙しい人たちは、人生には常に、あらゆることをするに充分な 時間があることを知っている。 何もしない人たちはいつも疲れていて、やらなければならないほんの わずかな仕事にも注意を向けようとしない。 彼らは絶え間なく、一日は短すぎると文句を言っている。 本当は、彼らは良き戦いを戦うのを怖がっているのだ。」 //////// 忙しくしていれば、自分の本当にやりたいことに目を向けずに済むことが できます。 「本当はやりたいのに、やるのが怖い その怖さに面と向かっていく勇気がない だから”時間がない。私は忙しい。”と言って夢から逃避してしまう。」 社会人になると、上記のような流れになってしまうケースが多いですね。 私も、20代の初めの頃は夢を持っていましたが、段々と現実的になり そのうち忙しいが口癖になりました。 しばらくは、ずっと、”忙しい、忙しい”と言っていました。 やっと今は、本当にやりたいことに焦点を当てることができるように なりましたが、随分と時間がかかりました。 さて、「時間が足りない」という症状が出たあとは、どんな症状が 現れるのでしょうか? //////// 「夢の死による二番目の症状は、我々の確信の中に現れる。人生を 偉大な冒険として見たくないがために、人生にほとんど何も望まない 方が、賢くて公正で正しいと思い始める。 そして、日々の暮らしの向こう側をのぞき見し、やりが折れる音を聞き、 埃と汗のにおいをかぎ、戦士たちの目の中に、大いなる敗北の炎を見る。 しかし、我々は、戦いに行った者の心に宿る喜び、無限の喜びを見ようとしない。 戦う者にとって、勝利も敗北も大切ではない。 大切なのは、彼らが良き戦いを戦っている、ということだけなのだ。」 //////// 上記を、私なりの別の表現で言い換えてみると、 「次第に、夢を追いかけて頑張っている人たちを遠巻きに見て、 頑張ってるね、でも成功する確率は低いよ、骨を折るだけだよ と独り言を言うようになる。 そこに、自分の夢に挑戦するという戦いに行った者にしかわからない 喜びがあるというのに、そこには気づかない。 戦う者にとっては、勝利や敗北よりも、戦っていることこそが 大切なことだというのに、そこを見ようとはしない。」 特に家庭を持ち、守るものが増えていくと、よけいにこの感覚が 増してきますね。その感覚も大事ではありますが、自分の魂への 栄養補給が次第に枯渇していきます。 そうなると、次はどんな症状が出るのでしょうか。 その三番目の症状は、次回に続きます。 ベストライフコーチング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月16日 21時28分47秒
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