成功知能指数SIQコーチの幸せ日記

先週、映画『ツリーオブライフ』を観に行ってきました。

カンヌ映画祭で受賞していたり、主役がブラッドピットだったり、
何かと話題のある映画ですが、

正直、さっぱり分かりませんでした。


最近、観た中では、夢が何段階にもなって出てくる『インセプション』が
難解でしたが、それを上回る難解さでした。


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主人公の現実と過去が行ったり来たりするだけでなくて、
宇宙の現在と過去が行ったり来たりする映像も入ったりします。

次のシーンでは何かわかるのでは？

と探し求めているうちに、エンディングになってしまいました。


え？これで終わり？

そんな感じで、インセプションのあとよりも、さらに、ハ～？？？
という気分で終わりました。



けれど、結論としては、一番最初に出てくる言葉と
最後の言葉が、答えのように感じました。


「生き方には２つある。世俗に生きるか、神に委ねるか。」

「あなたに愛がなければ、人生は瞬く間に過ぎ去る。」



ブラッドピット演じる父親は支配的で、強くあれと息子に厳しくあたり
母親は愛に満ち、父親とは全く違うあり方で子供と接します。

大人になった息子の心の中には、いつも父親と母親が住んでいて、
その両極の在り方を受け継いでいる自分自身に苦しんでいるように
見えました。



こんな両極端ではなくても、人は多かれ少なかれ、非常に世俗的に、例えば
とても競争意識があったり、物欲があったりする面と、

愛を求め、愛を与える喜びを願う面があり、あまりにもバランスが
崩れると、苦しみます。


バランスが崩れそうになった時、愛を選びなさい

とこの映画は言っているのではないか、と感じます。



「あなたに愛がなければ、人生は瞬く間に過ぎ去る。」

深い言葉ですね。


ベストライフコーチング