カテゴリ:自分らしく生きる
映画『ギルバート・グレープ』を観ました。 この映画でまず目を見張ったのは、知的障害を持つ弟役レオナルドデカプリオの 演技力でした。 彼は19歳の時のこの時の演技で、アカデミー助演男優賞に ノミネートされたそうですが、なるほどと思わせる名演です。 ギルバート演じるジョニーデップも、『パイレーツオブカリビアン』のとき とは全く違う印象。 ギルバートは、夫の突然の死後、ショックから過食症になって自分では 身動きができなくなった母の食費を稼ぎ、弟アーニーの面倒を見ます。 田舎の素朴な健気な青年になりきっていました。 あなたのクリックをご協力くだ さい。ありがとうございます!! 一番印象に残った場面は、次の会話の場面。 あなたのやりたいことは何?とギルバートの恋人ベッキーが訊くと、 ギルバートは、家族のそれぞれが幸せになることを言います。 ベッキーは、”あなたの、やりたいことは?”と訊き返しますが、 ”いい人になること、かな”としかギルバートは答えられません。 ギルバートは家族のために毎日を送ることに精一杯で、自分の夢や希望を 見出していませんでした。 それはまるでかつての私のようでした。 コーチングに出会い、すぐにコーチを雇って3ヶ月目のセッションの時、 ”あなたの本当にやりたいことは何?”と訊かれて、何も答えられなかったのです。 仕事と家族のことだけしか考えられない。自分の人生なのに・・・。 そこから、その質問は私の頭から離れなくなりました。 自問自答を繰り返し、父親の突然看病が始まる等、外の環境もさまざまに 変化して、ようやく今はやりたいことをいくつも挙げることができるように なりましたが、とっても長かった。 もっと早くに目覚めていればとも思いますが、いろんな経験を積んでしか 学べなかったことなのかもしれません。 日常を坦々と描いてあるからこそ、私たちの心に響いてくる。 そんな印象を持った名作でした。 ベストライフコーチング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月11日 09時16分58秒
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