成功知能指数SIQコーチの幸せ日記

いまだにSteve Jobs の死を悼む声が、いろんなところで聞かれますね。
今日はNHK『クローズアップ現代』でも特集されるようです。


Steve Jobsが亡くなってから、私はいろんな方と彼の影響力、製品デザインの斬新さ、
彼の起こしてきたIT革命等について話をしてきました。

その中で、2005年スタンフォード大学でのスピーチ最後の言葉、
「Stay hungry. Stay foolish.」のStay foolishの意味が
よくわからない、という声を多く聞きました。


以下は、私の勝手な解釈ですが、私はこう考えているというのを
Stay foolish　について書いてみようと思います。



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Steve Jobsは、この言葉を話す前に次のように言っています。

Have the courage to follow your heart and intuition.
（あなたの心の声と直観に従う勇気を持て）

私は、この言葉から、Stay foolish　には、タロットカードの
フールの意味が重ねられているように感じています。




タロットカードには、トランプの原型になった小アルカナと
22枚の大アルカナがありますが、大アルカナはゼロ番のフールから
始まります。


フール（愚者）のカードを見ると、断崖絶壁の山道を能天気に空を見上げて
楽しそうに歩く青年が描かれています。

何も恐れず自分の直感に従って未知の世界へ旅立つ青年の絵です。


はたから見たら、愚か者め、目の前は崖だぞ、気をつけろと
言いたくなる状況です。



このカードの持つ意味は、

他者の意見、世間の常識よりも、自分自身の直感を信じ、前進しなさい

です。


イチローや松井のように小さい頃から自分の好きなことを発見している
人はそう多くありません。

そして、やっと自分のやりたいことを見つけたとしても、
いろんな言い訳をして、前進するのを怖れます。


お金がないから
まだ能力が足りないから
失敗したらどうしよう
家族がなんて言うだろうか
笑われるのではないだろうか　　etc.



前進する怖れを抱えている内は、

他者の意見に従ったり、
他者の期待に沿うことで、自分の本心に蓋をして、
自分の心の声を聞かないようにしてしまいます。


そういう人生は送るな、自分の直感に従った人生を生きろと
Steve Jobsは伝えようとしていたのではないでしょうか。




「他者の意見、世間の常識よりも、自分自身の直感を信じ、前進しなさい

　そこからあなたの人生が始まる

　他人の人生を生きるな　　あなたの人生を生きろ」　





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