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今日世間を騒がせているIT会社の新社長が
【コンプライアンス強化委員会を設置しました】と発表。 「コンプライアンス?」と調べてみると、 【法令を遵守して企業経営を行う】という意味。 「え?これってあったり前じゃない?」 「諸問題の改善・問題点の洗い出し?そりゃそうでしょ。」 と思ってしまった私ですが、まぁこの「あったり前」を わざわざ表明する必要があるのでしょうからね。 でもこの表明、全てを日本語で言ったとすると、 「わが社は今後、法を犯さずに企業経営を行います」 と公の場で言ったことになります。 …なんか違和感を覚えませんか?いろんな意味で。 それでは新社長がおっしゃったフレーズはどうでしょう? 「コンプライアンス強化委員会を設置しました。」 いかがでしょう? …何か新しい理念で改革するのかな?と感じませんか? あたり前の事をあえて日本語ではない 目新しい外来語で聞くと、 「価値あるもの」という印象を しばしば受けます。 今回のように 経営者が改めて認識→企業に浸透→確実に法令遵守 の姿勢を世間に知らせるには 「コンプライアンス」という目新しい表現は 適していたのかもしれません。 だけどやっぱりあったり前のことなんだよな~(笑 この「コンプライアンス」。 今後様々な場面で聞くフレーズではないかと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/03/02 11:21:01 PM
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