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彼女の名前 今でも切なく 悲しく響く
全てが愛しく 心の大事な場所の中にあるんだ それは ひどく傷む傷だったり 幸福な時間だったり 彼女にはもう後悔ばかりの時間… 彼女が消えてしまって もうどれくらいの時間 日々が流れたんだろう 眠れない毎日と後悔との繰り返しで 感覚さえ麻痺してしまってわからない ただ 彼女が隣に居ない現実がそこに在るだけなんだ 友達は僕に彼女の悪口を言ってくれる それは優しさから 僅かな彼女の罪の指摘なんだ だけど 僕は「それは違うんだ…」 「お前まだ そんな庇うの!!」友達は眉を吊り上げ怒る 「…」僕は何も言えず ただ俯くばかり どんな酷い仕打ちや事をされたって 僕は彼女を恨めない 僕にとって彼女は本当に天使だったんだ すごく すごく 切ない日々を送る僕に現れた天使なんだ 全ての罪は僕にあるんだ だけど…僕らは 自分たちの大切な人たちを傷つけた 彼女を受け入れる事を最初は拒んだ おばあちゃん 周りから 親戚から 娘たちから非難されても懸命に守ってくれた 彼女を受け入れてくれたんだ 毎日 毎日 泣いて… 彼女から荷物が送られた時には 倒れてしまった… そして 僕の身内がちゃんと全てをきちんとすべきと病室で話し合った 点滴を受けながら「私も行く」懇願するおばあちゃん 僕は「わかったよ」抱きかかえながら車に乗せた 彼女の住んでいた家に着いた 立派な家だったんだ 家に入って話をすると車から降りる おばあちゃんを止めた なぜかわからないけど…止めたんだ 本当は僕自身も話したかったのに… しばらく 二人で車の中で話したんだ せめて 電話だけでもしたいと言う おばあちゃんを止めれなくて しばらく 彼女の身内とおばあちゃんの話を隣で聞いていた おばあちゃんは 彼女に世話をしてもらっていた者と告げたんだ 彼女とちゃんと話をしたいのでと告げると 「うちは彼女とは関わりたくない!」言われたんだ 後ろからは彼女が自分の人生を捧げた人の声「関わりたくない」 電話を一方的に切られた… 電話で親戚に連絡を入れた 「もう 家に入って話して来い!」言われた だけど 僕もおばあちゃんも出来なかった… 僕ら二人はやっぱり彼女が大好きで 大事だと思ってるから…出来なかった 体調の悪いおばあちゃんを家に連れ帰り 僕は自宅近くの駐車場で どれくら時間が経ったんだろう 雨が降り出してきた 僕は車を出して もう一度 彼女の住んでいた家へ高速を走った ぼんやり その家を眺めながら 彼女の送った日々を考えた 楽しかったこと 辛かったこと 沢山の記憶が詰まってるんだ それを大事な宝を捨てて 僕のところに来た彼女 何時の間にか空は明るくなってきた 僕は車を走らせた 記憶の中 僕が友達と飲むって無理やり彼女を帰らせて 眠れぬ夜のまま 彼女が走った道 日々の仕事と僕との生活で疲れているのに 毎週 彼女が走った道 どんどん涙が出てきて「ごめんね…ごめんね」声に出して隣には居ない彼女 へ 今の想いを 馬鹿みたいに後悔ばかり 僕はあの時 ちゃんと時間をかけて話せば良かっ たんだ お互い分かり合えるように話せば良かった 彼女もちゃんと僕を納得させる時間を持てば良かったんだ 彼女は一人 アパートに残り 生活を出来るようにすべきだったんだ 大事な宝との距離をどんどん遠くにしてしまった… 色んな大事な事をわからずに 僕を恐怖に変えてしまった あのときちゃんと 時間をかけて話し合う事が出来たら そんな自分が居た ら 彼女を追いやる事もなくて 一人あのアパートで生活出来たんだ 彼女に肉体的 精神的 金銭的に 無駄なことさせなくて済んだんだ 僕は 彼女の痛みを理解する友達として 彼女を応援すべきだったんだ 「ごめん 本当にごめん」 だから 君はあのアパートへ戻れるならば 戻って欲しい 実家やあの家に帰るべきじゃないんだ あのアパートなもう 無駄なお金もかけないで住めるんだ 僕は君の前には現れたりしない ただ 僕が君に一生を賭けて償うこと ただ それだけはやらして欲しい だから 君はアパートへ戻って欲しい おばあちゃんと会って欲しい 苦しみから解放してやって欲しい 本当に僕は君に幸せになって欲しいだけなんだ 僕は君と君のお母さんに手紙を書きました あのアパートにあります もう 話す手段のない僕が 君へ謝りたかった 全てを理解できた 今の僕の気持ちを書いたんだよ それから お母さんへは酷い暴言を吐いた 謝罪です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 16, 2005 04:49:41 PM
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