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テーマ:映画館で観た映画(8567)
カテゴリ:テレビ・映画・本・音楽
映画『さくらん』を観に行きました。
ストーリー云々より、ビジュアル的に楽しみたくて。 監督を務めた蜷川実花さんの写真が大好きです。 映画は期待通りの蜷川ワールド。 独特の彩度の高い色遣いで、いかにも監督が女らしい小物たち。 金魚鉢がカッコイイカッコイイ 障子紙の色を見ると、当時ではありえなさそうだけど・・・ いいっ コッポラ監督の『マリー・アントワネット』もそう思うけど、映画ってストーリーが面白い面白くないというより、こういう女性が好む色彩感で絵的に楽しむのもいいと思う。 蜷川さんの写真を含め、この映画にもたくさん空色と赤の組み合わせが登場する。 金魚の赤と空色。 着物の赤と空色。 この映画ではたくさん、桜が出てきて、やっぱり桜には空色が似合うと思ってしまう。 原作は安野モヨコ。 この作品の漫画は読んだことがないけど、昔読んだ『ハッピー・マニア』は面白かった。 漫画を読んだ人の話を聞くと、この映画は原作にかなり忠実らしい。 今度、読んでみようかなぁ・・ 花装飾が東信。 この人も気になるフラワーアーティストだw あまり多種の花材を使わずに、一種活けでその花本来の良さを引き立たせるのが上手い 映画にはたくさん、東信の作品が出てきます。 活け方としては、当時の時代にはまたありえないだろうけど、この映画にはピッタリで決して出しゃばっていないのに、作品に目がいく。 音楽が椎名林檎。 本人が確か着物好きらしく、以前和服姿でライブに立っているのを観たことがあるせいか、これまたしっくりいっている。 ヴァイオリニストでもある、斎藤ネコさんと2人で歌っている曲もいいなぁ。 主役の土屋アンナもモデルや歌やマルチに活躍してるなぁ・・ 菅野美穂の妖艶な演技もよかったです。 私的には満足w ■蜷川実花作品集 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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