できるかな？バラ・子供編

たまたまテレビ欄をチェックしたら、NHKスペシャルで新型インフルエンザの恐怖、というようなものをやるというので、見てみました。

やっと、やるようになったか～という気持ちと共に、恐怖を一方的に煽る内容になりがちで、ではどうすればいいのかという対策に関してはあまり考えれていないように思いました。

でも、知らない人、驚異を感じていない人が多すぎる日本で、このような番組を作ったのは確かに評価した方がいいかなあ。

パンデミック。日本の医療関係や国・自治体のお寒い対策状況を知るだけでも、少しはいいでしょうね。

まずは知る事から、始めたいものです。

パンデミックに一生懸命取り組まない人のパターンを、仙台医療センターの西村先生は以下のように挙げていらっしゃいます。是非に、各自で取り組めるところは取り組んでいきたいと思うのです。

1. 実は理解していない人。あるいはレセプターのない人
2. 確信犯的に、そんなパンデミックなど起きはしないと考える人、あるいはまだまだ起きないだろうという潜在的願望を含めた楽観論者
3. 言葉では分かっているものの、自分に降りかかるイメージとして捉えられない人
4. 大事なのは分かっているが、自分の目の前の仕事で精一杯で、「だれか考えてくれるだろう」「これは他人の仕事だ、だれも考えないのは、考えない誰かが悪いのだ」とする他人任せ
5. 何かやらねばと思いつつ何をやったらよいか分からない人
6. 自分と自分の家族はとりあえずタミフルで守れるから、他人は誰かがなんとかすればいいという利己的な人
7. 目の前に事が起きなければ何もしないで、自分が責任を問われない程度に、とりあえずお付き合いして、自分に仕事として回されてきた時が過ぎるのを待っている人
8. これらの間のいくつかの組み合わせ

どうでしょうか。

私と主人は、今一度、備蓄のチェックをすると共に、足りていない物を買っておこうと思っています。番組を見ながら、まずは感染しないように外に出ない方向で行くしかないな、と話をしました。速攻学校や幼稚園は休み、私は備蓄品をチェックしていけそうな内にマスクして買い出し、お父さんはガソリン満タン、こんな感じで行動していくのでしょうね。

また、１７日でしたか？深夜にNHKが新型インフルエンザでパンデミックが起きたという想定のドラマを再放送するそうです。参考になるところがあるかもしれませんので、是非、御覧になって、思うところがあれば、対策をとって下さい。

感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/05pandemic.html

防御マニュアル
http://blog.moura.jp/influenza/
個人で用意したほうが良いものが分かりやすいでしょう

地震対策も兼ねますから、やってて損は無いと思うのですが。。。

それから、悪い話ばかりでなく、従来の注射型でなく、流行株と違っても効果が期待できる粘膜ワクチン（鼻に噴霧する）ものなども開発されています。これであれば、用意ができさえすれば、医療機関で注射せずに配布する事も可能ですし、呼吸器の免疫強化という点でも、かなり良さそうな印象がありますので、こちらの開発、費用をかけて急いで進めてほしいと願っています。

とりあえず、久々にテレビ番組を見て、嫌な意味でどきどきしました。。。NHKの意図にはまってしまったのかな？
でも、本当に”正しく怖がる”事が大事だと思います。いくらでも情報がありそうで、先日も友人から「日本人はダルフールについても無関心」という事でお叱りを受けたくらいですから、どうしたらいいのかな？と色々考えてしまった夜でした。