女社長のこんちくしょう～！

息子が保育園に通っていた頃の事・・・・

家に帰った私は「息子が居ない！」事に動転しました。
鍵は開いたまま・・・・・

「何処に行ったのだろう？？？」
あたふたしているところに主人が帰ってきました。

まさか１人で留守番していて誰かに連れて行かれたのか？？？

「息子さん家に居るから心配しないでね」
息子のお友達のお母さんからでした。

数時間がたち、お友達のお父様が息子を送り届けてくださいました。

わが息子はごろつきの自転車で遠くのお友達の家まで遊びに行ったのです。
仰天したのは私達だけではありませんでした。
お友達のお母様も・・・ビックリ！！

帰ってくる息子を主人がどの様に迎えるのか・・？

（父）「おお！よくやった。あんなに遠くまで１人で行ったのか。凄いぞ！」
（息子）「うん！　僕１人で行ったんだよ」
（父）「道がよく分かったなあ～？」
（息子）「だって、幼稚園バスがいつも行ってるもんねぇ～」

息子は送迎バスの道順を覚えていたのです。

（父）「そうか！お前は立派な男だなあ！本当に凄いぞ」

息子は父親に褒められ得意げな顔で誇らしげに笑いました。

（父）「ここに座れ！お前は凄い事が出来たんだ。でもな。。自転車にもまだ乗れないのにあんなに遠くまで行くのは危ないんだぞ。お母さんがどんなにお前の事を心配したか分かるか？」
（息子）「う～～～ん」

その時２人は男同士の約束をしました。

「自転車に乗って１人で出かけるのは小学生になってから」

この約束から数日後・・・・・・

又息子が居ません。
同じお友達の家に行っていました。
帰ってきた息子に

（父）「又行ったのか。」
（息子）「うん！お父さん！僕約束守れたよ。」

何が約束守れたと・・・（☆＿◎；）！

（息子）「お父さんと約束したんだから・・僕！歩いて行ったんだよ。凄いでしょう」

（＠＿＠；） ｡ﾟ(Ｔ^Ｔ)ﾟ｡ﾟ　(*｡*)☆。・：*（￣□￣；）！！

息子は得意げな顔でした。

∵ゞ(≧ε≦ｏ)ぶ
ヾ(@^▽^@)ノ わはは
o(⌒▽⌒)ﾉ彡☆ばんばん!

本当に笑いが止まりませんでした。

その息子も今は高校３年生になりました。

親は子供に育てられ親になって行くんですね（●＾o＾●）

忘れられない出来事です。



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