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【送料無料】 【GPS】MITAC:マイタック Mio P350F ［ミオ］ フルセット 【GPS一覧】

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　P350は便利ですが、弱点もあります。第一に、ナビは正直言ってあまり役に立ちません。特に車に於ては。カーナビはGPSの他に加速度センサー等で自分の位置を絶えず補正していますが、P350はGPSだけです。よって電波が届かない屋内やトンネルではものの役に立ちません。また街中は電波で溢れ返っていますし、ビル等による電波の反射もあり、位置情報が微妙にズレることがあります。車の移動スピードは速いですから、このズレは致命傷になります。それこそ曲るべき道路が一つズレてしまったりすると面倒です。徒歩や自転車なら引き返せますが、自動車は引き返せませんから。自動車の場合カーナビ代わりに使うなら、ある程度の目安に使うべきものです。決して置き換えるものではないです。

　第二に、カーナビの様に見事なルート選択ができません。事前に中継点等を多数入力しておけば良いのですが、そうでもない限りおかしなルート選択をすることがあります。左折するだけでいいのに、三回右折するルートを表示された経験があります。もちろん一方通行など何も問題なく。ちょっとおバカさん(笑)。

　以上はナビとしての弱点です。但し、これらは車での使用の問題です。自転車の場合どこでも立ち止まることができますから、止まって考えながら走ればさほど問題ではないです。事前に中継点を打っておけば更に問題は少ないでしょう。

　第三に、強い太陽光直下では液晶画面が見えませんorz　安物液晶の問題です。フードを自作して対応されている方もいるみたいですが、自転車だと見栄えが悪くなります。自転車の場合、止まって自分の影に入れて画面を見るのが正解でしょう。実際問題として、この小さな画面を見入りながら走ったら事故を起こしますし。一方、夜はとても見やすいです。それどころか目立ちます。地図を煌々と光らせて走っていると、普及率の低さから大抵の人が物珍しそうに覗き込みます(笑)。

　第四は自転車故の問題です。それはバッテリーのもちが悪いこと。太陽光でも見える様にと輝度を上げて使用すれば、2時間ちょっとしかもたないです。輝度を多少落として2.5から3時間くらい。これでは長距離には使えないです。自動車やバイクは車体のバッテリーから電力を供給することができますが、自転車はそうはいきません。
　この問題の解決策は二つ。予備バッテリーを持つこと。私は以下のものを使っています。これは内蔵バッテリーよりやや持ちます。よって合計で6時間くらい。


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　更に、P350本体の液晶を自動消灯させます(消灯までの時間は設定可能)。どうせ自転車を漕いでいる間ずっと地図を見ているわけではないのですから。地図を見る必要がある場所に来たら液晶を表示させます(タッチパネルに触るだけ)。これはかなり効果的で、バッテリーのもちがかなり良くなります。経験上内蔵バッテリーが4.5時間以上もちましたから、予備バッテリーを含めれば10時間くらいなんとかなります。更に長距離を走るなら、予備バッテリーをもう一つ用意するか、更に大容量のバッテリーを用意すれば良いかと。例えば以下の様なもの。





　ただしこれらはそれぞれ300g、500gもありますので、軽量さが求められる自転車ではちょっと辛いです。先ほどのslimバッテリーなら50g強ですので、これを二つか三つ用意するのが妥当かなと思います。


　以上弱点を見てきましたが、結局P350を自転車で使用する場合の致命的な問題はバッテリーだけです。ここを如何に解決するかがこの製品を使う上でのポイントとなります。