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カテゴリ:ポタリング
走行距離 71.12km(うち5km程度は自宅-草加の復路。往路は未測定未算入ながら約5km)
走行時間 04:38:23 平均速度 15.3km/h 最高速度 42.4km/h 使用車種 KHS F20-R 細尾峠を含む旧国道122号線のみのデータ 走行距離 11.07km(GPSとの干渉で未測定区間有) 走行時間 00:54:41 平均速度 12.1km/h 最高速度 不明 経路 東武鉄道赤城駅(群馬県)→122号線→草木湖 →122号線→細尾峠→120、119号線→東武鉄道東武日光駅(栃木県) 東武赤城駅 - 細尾峠 - 東武日光駅走行マップ 秩父の場合西武鉄道の池袋に出なければならず、池袋始発の電車に乗る為には早朝3:40頃には家を出なければなりません。しかし桐生は近所の東武鉄道の駅から行けますので、5:00少し前に家を出れば大丈夫。これは大きな利点です。しかし日頃の疲れが溜まっていたのか、秩父に比べてモチベーションが低いのか、なんと目が覚めたのが5:10… 携帯電話のアラームはスヌーズ状態で、何度も鳴っているのに気づかない爆睡ぶり。もっとも寝坊したって誰に迷惑をかけるわけでもないのが一人ポタリングのお気楽なところ。慌てず騒がず、次に乗れそうな電車を検索。するとなんと都合が良い電車は一時間半後… 参りました。 6:10に家を出発。6:25草加到着。6:49の区間準急太田行きの電車に乗ります。連休中ですが土曜日ですので、学生やお務めの方もいて、下り電車にもかかわらずそこそこの乗車率。音楽を聴きながら到着を待ちますが、電車の中が寒い!! 西武鉄道の場合、電車がホームに停車中は乗客がボタン操作でドアの開閉をできます。お陰で外が寒い時は基本的にはドアが閉まっていて電車内は寒くないのですが、東武鉄道にそんな気の利いたものはない… 同じ様に寒い所を走るんですがねぇ。ともかく、館林では寒くて震えまくり。外に霜があるのは秩父と同じですが、体感温度はこちらの方が寒い。そう思って携帯電話で調べたら、館林は7:40で1.3℃でしたorz 寒過ぎます。 出発が遅れた為、新桐生ではなく、より日光に近い相老か赤城で降りることを検討していました。相老はわたらせ渓谷鐡道に接続する為、かなりインチキですが(笑)、草木湖くらいまで鉄道で行ってしまおうかと。実際、相老では列車が来ていました。ただ輪行ができるか不明でした。通路を渡って質問しにいくと、その間に東武の電車は出てしまいます。それに輪行はOKでも、わたらせ渓谷鐡道の乗客も結構いましたので自転車が邪魔になって乗れないかもしれません。仕方ないので赤城まで行く事を即断。しかしこれが細尾峠までの長い長い上り坂へ導くことに。 赤城駅到着は9:09。地方駅の場合、バス網が発達していない関係で乗用車で家族らを駅に送迎をすることが多いのですが、自転車を組み立てていると、自動車の中で誰かを待っていた70歳くらいの温和な表情の男性が寄ってきて話しかけてきました。日光まで行くと話すと、「大変だねぇ」と、頭の弱い子供を見る様な暖かい目で応援してくれました(笑)。しかしタイヤを見ての質問は素朴。「こんなつるつるのタイヤで大丈夫なの?」 雪の降る地域に住み自動車しか運転しない方にとっては、こんなつるつるタイヤは欠陥品でしょう(笑)。 9:30頃、赤城駅を出発。またもやGPSの記録を忘れますが、すぐに記録開始。69号線(大間々尾島線)を北上、400mくらいで122号線(銅山街道)に名称が変更。この辺りの街並みが如何にも昭和という感じ。懐かしくて嬉しくなります。が、昭和らしく、飼犬の放し飼いだか野犬だかにも二匹遭遇… そんな所まで昭和なのはやめてよ… 122号線 下神梅辺り 122号線 草木湖方面 渡良瀬川に突き当たると、122号線は渡良瀬川、そしてわたらせ渓谷鐡道沿いを走ることに。この道は主要幹線の為、大型トラックが猛スピードで走り抜けます。遠方の景色は良いのですが、自動車への注意で景色は堪能できず。反対車線に渡って写真撮影もままなりません。がっかり。 幸い走行車線には80cm程度の路側帯があり助かりましたが、反対車線は路側帯がほとんどなく、しかもガードレールの反対側は断崖という酷い状況でした。少なくとも反対車線は走りたくないです。 しかしそれにしても、この道ではほとんど写真を撮影していません。この道はせいぜい1.5%くらいの緩やかな勾配なのですが、それでも22kmもあって長いです。暑さと自動車へのストレスもあって疲労の蓄積が大きいです。全然楽しくありませんorz そして草木湖への最後の上りは5%超で、かなりきついです。ずっと1、2%の上りが続いていただけに効きます。もうぐでんぐでん。 やっとの思いでダムサイトへ。駐車場は数台の自動車と多数のバイクで占められていました。自転車は一台もなく、ここでも何やら視線が集まっていた様な(笑)。気のせいならいいのですが。 草木湖(拡大可) 展望台から見る草木湖は素晴らしい景色でした。紅葉こそ時期を過ぎていますが、湖の色が美しいです。これで紅葉がピークだったら最高でしょうね。もっともその時期は観光客もシャレにならない程いたかもしれませんが。 トイレを済ませ、ミネラルウォーターを補充。122号線北上再開。本当は草木湖東岸の343号線(沢入桐生線)を走りたかったのです。起伏はかなりありますが、主要道でない為自動車は少なく、山らしい静かで自然豊かな道が堪能できるはず。しかしより時間がかかる為、ここは我慢… しかし2.5kmも走ると自動車のプレッシャーに我慢がならず、草木橋を渡って対岸へ。 草木橋より見る草木湖 草木湖岸343号線 紅葉の名残 車が通行しない…(喜) そーそー、こういう道が走りたくて遠くまで来ているのさ。とはいえ、東宮橋で122号線に復帰しなければ… わずか2kmちょっと。その先の沢入駅でも対岸の122号線に復帰できそうでしたが、安全の為東宮橋を渡ることにしました。そしてもうすぐ東宮橋という場所で…ががん。放し飼いの飼犬だか野犬が何かをくわえてこちらへやってきますorz 今日は三匹目か… 本当に昭和だ。幸い中型犬なので理性で恐怖を克服。というか、犬の方がこちらのビビりぶりを察知したのか道路から湖岸の方へ下りていきました。はう。今日は犬の当たり日だと思うと、この先の細尾峠が思い遣られます。 わたらせ渓谷鐡道 わたらせ渓谷鐡道はとんでもない場所を走っていますね。すぐ下は渓流で、路線は森に飲み込まれそう(笑)。 そこからもただひたすら北上。ダウンジャケットが邪魔邪魔邪魔。暑くてたまりません。そしてここは18kmで400m程度の上り坂。勾配率は大したことがないのですが、とにかく長いのが堪えます。しかも何度かアップダウンがあって、せっかく上ったのが無駄になるのが精神的に辛いです。いくら漕いでも旧道入口に辿り着けず、長い峠道である細尾峠がもし非常に厳しい激坂だったら、峠に着く頃には日が暮れるのではないかと心配になってきました。さすがに暗い山道を走る気はありません。しかしここまでどろんどろんになりながらやってきて、それでいてUターンでは悲し過ぎます。そんなことになったら、絶望でベヘリットを使って守護天使を呼び出してしまいそう(意味不明)。 賽ノ子堆積場 足尾の山々 禿げ? 足尾を通過しましたが、観光するには心も時間も余裕なし。雄大な山の景色を眺めて写真を撮るのが精一杯。 そして13:35頃、やっとの思いで旧道入口に到着。日暮れまであと3時間。微妙な時刻でした。 続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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