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カテゴリ:GPS・地図
多少使ったので、3/13の日記の続きで感想を。
[即納]値下げ!【送料・代引手数料無料】【LCD画面付き!GPSデータロガー】M-241 GPSロガー【ポイント2倍!】 サイクリング及び登山にマイタックのMio P350を使っていますが、電池のもちが悪いので、長時間用に本製品を購入してみました。 まずはGPSの感度の例。 飯能~秩父間の広河原逆川林道のデータをカシミール3Dに流し込んでみました。赤がM-241、青がマイタックのMio P350です。M-241のGPSチップはMTK、P350はSiRF Star IIIです。平地ではほとんど差が認められませんが、この山のデータを見る限り、M-241の方が少し感度が良さそう。逆川沢の部分でP350のデータは暴れていますが、M-241はさほどでもないです。逆川沢の下流部分は空があまり開けておらず、衛星の捕捉が難しいので差が出た様です。またM-241は電車内でもデータを捕捉し続けていることが多く、P350は電車内では窓際でなんとか捕捉できるという感じで、やはり感度に多少差があるのかもしれません。P350に付属の外部アンテナを着ければ差はなくなるか、あるいは逆転するかもしれませんが、単体として見ればM-241の方が多少感度が良さそうです。 両者とも空が開けた場所ならコールドスタートでも1分程度で位置を取得できます。その点に差はないです。 データ記録方法はM-241は一定時間間隔と移動距離間隔です。時間の場合最短で5秒。P350は一定時間間隔でも記録できますが、GPS Loggerというソフトを使うと移動方向の変化が認められる際に記録を取ることができます。これは諸刃の剣で、衛星のデータ誤認から妙な移動方向と処理してしまうことがあります。その一方、刻々と変化する移動方向が綺麗にキャッチできます。自動車で移動する場合5秒は間隔が長過ぎで、M-241はカーブが直線として記録される可能性があります。 180度ターンの場所でM-241では記録がカクカクしまいますが、P350はM-241に比較して曲線を描いています。時間間隔を延ばせばもっと極端な記録になりますし、速度の速い自動車ですとショートカットの様な記録が出るかもしれません。ま、軍事目的に使うわけでもないですし(笑)、そこまで綺麗な記録が必要とは思えませんが。 電池のもちですが、数回充電を繰り返したエネループで丸12時間動作しました。これ以上動作したかもしれませんが未確認です。10時間くらいで電池交換してやれば万全でしょう。 M-241は高度の記録がなされないのがちょっと痛いですが、カシミール3D等で補正可能です。でもできれば次期製品では高度も記録して欲しい。液晶は見やすいものとは言えませんが、ログ取りには全く問題なし。 添付のソフトウェアはWindowsソフトらしく素っ気ないものです。M-241からデータをPCに転送する機能、吸い出したデータを変換する機能程度です。しかし私はこれで十分です。 電池の蓋が安物っぽい作りですし、防水性はないですが、価格と機能を考えれば不満はないです。軽量コンパクトで鞄にくくりつけておけば問題なく動作を続けますので、利便性も高いです。データを取るという機能に特化した製品ですが、安価ですし、個人的には満足しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.01 22:19:31
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