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カテゴリ:ポタリング
[1]の続きです。 14:15頃。吾野駅を過ぎた所、目印もない場所で右折すると林道吾野飛村線です。最初は気がつかなくて100m程通り過ぎてしまい、線路がトンネルに入った所で気がついて引き返しました。この吾野飛村線、3kmで240m上昇と、結構な激坂。特に最初の部分はシャレにならないです。高麗川沿いの平地に民家がある普通の風景から、突然ひと気のない激坂に変身してビックリ。299号線と70号線の間に山があって峠を越えねばならないとはわかっていたのですが、正丸峠程奥地ではないので甘く考えていました。 吾野飛村線のピークから50m程下り、14:50頃、林道栃尾谷線起点に到着。左に行けば楽に70号線に合流、原市場辺りに出ますが、峠巡りのサイクリングなので当然峠を求めて栃尾屋線に突入。それでもピークは標高450mくらいなので、100m上るくらい。2000m上った大弛峠を考えれば赤ちゃん峠(笑)。 15:15頃、栃尾谷線終点に到着。ここは子の権現に行った時に通りました。見知った場所でちょっとホッとしました。しかしこの写真、路面が白いですよね。橋の上なので、凍っています。ツルツルもいいところ。ここを腰の曲がったおばあさん二人がカートにゴミを載せて集積所まで運んでいました。大変だわ… ここを左に行けば慣れた道で楽ですが、峠ハンターは当然右に行く(笑)。 15:30頃。距離650mで標高50m程上ると、竹寺に繋がる林道八王子線(ピストン林道)と70号線に通じる林道原市場名栗線に分岐。竹寺にも行きたかったのですが、そろそろ時間が厳しくなってきたのでパス。原市場名栗線に突撃します。しかしここからかなり後悔。標高500m近くまで上ったと思うと100m下りなんてやって、「上るなら上る、下るなら下る」が好きな私には苦痛(^^;。しかも所々凍結箇所があり、万が一先に進めなくなって戻るハメに陥ると厄介で、陽が傾きかけていたこともあり焦りました。こんな林道で真っ暗になってはかなわん… 天神峠に到着。おー、遠くに都心が見えますなぁ。焦りも忘れて感嘆。 アップで。 16:10頃。原市場名栗線は70号線に合流して終了。山奥の峠ではないので距離が短くて助かりました。しかし寒い… 16:18頃、農産物直売所の駐車場に到着。直売所は営業しておらず、駐車場はガラガラでした。16:30に日の入りなので、もし自転車で来ていたらここから急いで飯能に向かわねばなりません。しかし今日は自動車。念願のさわらびの湯へ移動します。 さわらびの湯は年末ということで、露天風呂はゆず湯になっていました。さすがに年末なので登山客も少ないらしく、お客さんは少なかったです。露天風呂に浸かっていると、最初は名栗川(入間川)が見えていたのですが、次第に陽が落ち、山の稜線しか見えなくなり、最後は稜線も区別がつかないくらいの真っ暗(笑)。景色がどんどん変わっていって、風情がありました。さわらびの湯は18:00までしか営業しておらず、その少し前に風呂を出て、お土産の物色。 写真は自宅に帰ってからのもの。柿の皮を使った沢庵が美味しかったです。おからのかりんとうは家に帰るまでに自動車の中でほとんど食べ尽くしました(笑)。腹減った〜 建物から外に出ると本当に真っ暗。そこからの帰路も街中に近づくまでは街灯もまばらで、停まってヘッドライトを消したら真っ暗になっちゃいました(笑)。自転車で走るのは困難。 帰路は所沢まで一般道で、所沢から関越自動車道に乗り、外環自動車道を使い、自宅へ。18:15飯能出発、20:15自宅到着。一般道も高速も飛ばしたので早かったです。自転車ですとさわらびの湯から飯能駅までだけで1時間、全体で3時間かかりますから、かなり楽でした。しかも自転車の場合池袋まで輪行して、そこからまた自宅まで走るのが結構面倒なんです。特に寒い季節は辛い。 飯能峠巡りの標高図。こうして見ると滝の入線や山伏峠の高さと勾配が目立ちますが、一番キツかったのは吾野飛村線の二つ目のピーク。コンクリート舗装になっていて、最後は手押しになりました。あそこはきつかった… この図を見ると、累積で1300m以上上っていますね。低山の峠巡りなのに意外に疲れた原因はこれでした。平均時速も赤城山遠征と大差ないし(笑)。 走行ルート鳥瞰図(1)。 走行ルート鳥瞰図(2)。こうして後でルートを見るのが楽しみなのです(笑)。 まとめ。広河原逆川線は走れませんでしたが、まだ走った事のない飯能の峠を巡れて良かったです。奥まった山でなくても、意外に手強い激坂が潜んでいます。って、よく考えたら子の権現もきつい坂でしたね。里山なので十分迂回できず、強引に道を取り付けたという感じでしょうか。飯能の峠、なかなか手強いです(笑)。 それとなんと言っても念願のさわらびの湯に入れた事が収穫。新しい小さな温泉ですが、混む事もなさそうで、のんびりできます。今度は秩父側から広河原逆川線を走り、温泉に入って帰りましょう。 さわらびの湯 低山でも凍結が厳しい箇所があり、峠の季節の終わりを確認しました。しばらくは平地に戻ります(笑)。 所要経費 関越自動車道(所沢→練馬) 300円 外環自動車道(練馬⇔草加) 700円 ガソリン代 1800円くらい? 温泉 800円 [オリジナル投稿日 2010.01.27 01:01:21] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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