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2013.03.04
カテゴリ：格闘技・プロレス
うーん、日本人が活躍しない日本大会って意味があるのだろうか。
水垣はホームタウンディシジョンっぽいので論外。 福田は外国人に負けないパワーが魅力なはずだけど、相手のパワーが規格外だった。 打撃の能力にも格段の差が感じられて惨敗。 岡見は2Rまではテイクダウンでポイント有利に進めるも、 3Rは打撃を浴びテイクダウンされてグダグダ。 昨年の二の舞を心配させたが、なんとか判定勝利。 でも日本人が見たいのはこんな試合じゃないよね。 リーチで勝り打撃は当たるんだけど、決め手になるパンチがない。 本職の寝技も、寝かせてから立たれちゃうのはどういうことなのだろう。 五味は相変わらずパンチメインだけど、前半はまだしも2R後半から当たってない。 一方サンチェスは左ミドルが当たっているし、1Rでテイクダウン2本。 仮に打撃が互角としてもテイクダウンの分だけ五味の判定負けだと思う。 しかも減量失敗で腹が緩んでいるサンチェスに何もできないって… 五味は日本人にはまだ人気だからダナ・ホワイトはリリースしないだろうし、 判定に不満を漏らすことで日本人の気を魅こうとしているけど、 選手単位ではなく単なる格闘技好きの自分としては五味は何年も前に終わっている。 廣田も論外。 ハニ・ヤヒーラは寝技の強豪だけど、簡単に寝かされ過ぎ。 寝かされてからの対応もお粗末。 パンチ力を三割増するより、柔術を磨く方が先では? というわけで、日本人は壊滅状態。 しかし興行を救ったのはマーク・ハントとヴァンダレイ・シウバ。 圧倒的リーチ差を物ともせず飛び込んでパンチを当てるハント。 寝技が得意な相手に寝かされても、打撃出身にも関わらずなんとか脱出。 右フックからの左フックが顎一発でぶっとび。 その前のアッパーは昇竜拳かと思ったわ(笑)。 解説で旧タイプで進化したとか言われていたけど、 2011年9月のUFC135で既に腕十字狙っているくらい寝技に対応している。 対戦相手のレベルがあるから比較はしにくいけど、 ハントはちゃんとクリアすべきことはしている。 シウバは対戦相手の実直な攻撃に助けられた。 実際、打ち合いでは負けていたわけで、試合で負けていてもおかしくない。 とはいえ、KO勝利で興行を盛り上げたのは事実。 これで来年もUFC JAPANを開催できるかもしれない。 しかし日本人スターの不在はどうしようもないな。 総合格闘技のレベルが上がって、対戦相手が強いから仕方ないけど。 五味や廣田みたいに打撃が得意な選手でも世界レベルでは並だし、 寝技もパワーで返されちゃきつい。 日本人はパワー不足が否めないな。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2013.03.04 22:09:48
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