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カテゴリ:ネットサービス
7月8日の日記で書いた様に、私も電子書籍に移行しつつある。部屋のスペースを取らないことと何冊もタブレットに入れておける利便性故だ。どの電子書店もタブレットでもWeb閲覧でも可能で、読むことにほとんど差異はないと思う。あとは価格や品揃えや事業の継続性を考えて選べば良い。
私が最初に利用したのはebookjapan。 ebookjapan 石ノ森章太郎の「ボンボン」なんて古くてマイナーなギャグ漫画を買う為に使った。この漫画、自分が小学生の時、親と旅行した際に暇つぶしに買ってもらったもの。40年以上昔のものだけど、懐かしいので購入した。このサイトはマイナーな漫画を扱っていることもあって独自性を発揮している。小学館が株主なので事業撤退の心配はないと思うけど、いまいち知名度はない気はする。 次に使ったのはGoogle Play。 Google Play 月刊誌「将棋世界」が4月号(3月5日発売)から電子書籍になったのを機会に。「将棋世界」は他の電子書店より10%安い。Googleなので事業撤退の心配はそんなにないかな、と。たまに破格な100円セール本も買う。 BookLive! BookLive!は凸版印刷グループの電子書店で、東芝、日本政策投資銀行、日本電気、三井物産の出資を受けているので安心感はある。私がメインで使っている電子書店。ポイントが割安感を出していて、例えば毎月5000円のポイントを買うと初回は450ポイントおまけされ(二ヶ月目からは800ポイント)、消費税を相殺するお得感。先々月は半額セール、先月は半額ポイントバック、毎月の様に20%引き等値引きも多い。おかげで昔の紙の書籍や漫画を買い替えてしまった(笑)。 AmazonのKindleが一番安定感があると思うし、自分も数冊買ってみた。しかしKindleはPCで読めないんだよね。日本では。タブレットは文字だけの書籍なら7インチサイズで十分読み易いけど、漫画とか図が多い書籍の場合は拡大しないと読めたものではない。よって家にいるならPCの大画面の方が読み易い。そんなわけでKindleは使わなくなった。まぁ消費税を負担しないAmazonを応援する義理もないし、BookLive!の方が実質的に安いので気にしない。余談ながらAndroidのエミュレータを使う手段もあるけど、少なくともMacとBlueStacksの組み合わせではダメだった。使えるパターンもあると思うけど、いくつかの方法を試す程エミュレータ依存する気はないなぁ。Amazonが対応しないのが悪いだけ。 Rabooを一年半で撤退した楽天は論外。継続サービスに移行させることなく、一部返金等なんら補償なしに撤退した傷は永遠に残る。新興企業とはいえ事業全体では儲かっているのに、こんなつまらない傷を作ったのはアホだと思う。一時的に損するにしても、その時点のRabooの売上なんて大したことなかっただろうに。電子書籍から完全撤退ならともかく、傷を持ったまま後継サービスkoboを始めるとかわけがわからない。撤退したことを知らない人ならともかく、知っている人は絶対koboを使わないだろう。一方同様に撤退したローソンのエルパカブックスはPontaポイントで返金した。一時の損はあってもローソンの顔につく傷は少ない。 まぁ長く手許に残したい書籍なんて僅かだし、そんな大切な書籍でも一旦電子書籍化されていれば買ったサービスが潰れても他のサービスで再度買うことはできる。割り切って考えれば問題ないだろう。部屋に積まれた本がなくなるのはありがたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.07.13 20:35:40
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