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カテゴリ:音楽
[日時]2014/11/05(土) 19:00開演 (1st セット)
[会場]ビルボードライブ東京 [料金]8,500円 [時間]1時間20分 [出演者] Rasmus Faber [ラスマス・フェイバー] (Keyboards) Martin Persson [マーティン・パーソン] (Piano) Carl Bagge [カール・バッゲ] (Keyboards) Martin Höper [マーティン・ホーパー] (Acoustic Bass) Ola Bothzén [オーラ・ボッゼン] (Drums) Emily McEwan [エミリー・マクイーワン] (Vocals) Niklas Gabrielsson [ニクラス・ガブリエルソン] (Vocals, Percussions) Kristian Harborg [クリスチャン・ハーボーグ] (Tenor Saxophone) Alberto Pinton [アルベルト・パントン] (Baritone Saxophone,Flute,Bass Clarinet) Jonas Wall [ジョナス・ウォール] (Alto Saxophone,Flute,Clarinet) Nils Janson [ニルス・ジャンソン] (Trumpet) Karl Frid [カール・フリッド] (Trombone) [曲目] 01.花ハ踊レヤいろはにほ (「ハナヤマタ」) 02.きてよパーマン (「パーマン」) 03.めぐりあい (「機動戦士ガンダム」) vo.ニクラス 04.はじめてのチュウ (「キテレツ大百科」) vo.ニクラス 05.アルタイル (「坂道のアポロン」) vo.エミリー、ニクラス 06.檄!帝国華撃団 (「サクラ大戦」) vo.エミリー 07.となりのトトロ (「となりのトトロ」) 08.デビルマンのうた (「デビルマン」) vo.ニクラス 09.優しい忘却 (「涼宮ハルヒの消失」) vo.エミリー 10.THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS- (「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」) 11.inner universe (「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」) 12.Tank! (「カウボーイビバップ 」) Enc1.STILL LOVE HER (「CITY HUNTER 2」) Enc2.FLY ME TO THE MOON (「新世紀エヴァンゲリオン」原曲はアメリカンスタンダード) vo.エミリー、ニクラス [感想] ジャズピアニスト出身ながらハウス音楽で名を成すスウェーデン出身のラスマス・フェイバー。その彼がアニメ音楽をジャズで演奏するプラチナジャズ・オーケストラ。私にとっては三回目の参戦です。最初はカジュアル席、次がDXシートで、今回はより臨場感を味わおうと自由席を選択。全体が見られる様に中央三列目に陣取りました。三連休明けの平日ですからお客を呼ぶのが難しいですが、最終的には75%位の入りですかね。私が過去二回見たのは中島愛がゲスト参加して集客力がアップした時ということもあり、今回の入りは少し残念。 とはいえ、演奏はいつも通り素晴らしかったです。CDになってない新曲が多くノリにくい部分はありましたが、逆に「こんな編曲でやるのか!」というサプライズは増していました。 以下、個別にメモを再構成しながら。 「花ハ踊レヤいろはにほ」。長いタイトルを多少拙く言うラスマスに笑いがありました。「ハナヤマタ」というアニメは知りませんでしたが、可愛らしくも軽快なアレンジでした。 「きてよパーマン」。演奏前のタイトル紹介で爆笑。そう来ますか。これも可愛らしいアレンジで、ラスマスのバイブラフォン(って言っていたけどマリンバか?)が印象的。テナーサックスも如何にもジャズのソロ演奏という感じでした。 「めぐりあい」。タイトル紹介で会場から『おー』の声が。原曲は映画のシーンの物悲しさも手伝って寂しい曲ですが、小粋な編曲とボーカルでした。バスクラリネットがいい味を出していました。 「はじめてのチュウ」。前回も演奏しましたが、純情な子供のチューがプレイボーイなキスになっているのが笑えます。それにしても毎回思いますが、ニクラス・ガブリエルソンはフランク・シナトラばりに格好良いしうまいです。 「アルタイル」。アニメは「坂道のアポロン」だそうですが、帰宅後調べたらジャズを扱ったアニメなんですね。私はこのプラチナジャズで新しいアニメを知ることが多いです(笑)。プラチナジャズではツインボーカルで渋い演奏でしたが、オリジナルを聴いてみたらしっとりした良い曲でした。 「檄!帝国華撃団」。サンバ調で、『て〜い〜こ〜く かげきだ〜ん〜」のサビがコケティッシュ。フルートのソロが秀逸でした。「サクラ大戦」も20年近く前のゲームなんですね。 「となりのトトロ」。バイブラフォンが印象的なイントロ。 「デビルマンのうた」。最初デューク・エリントン楽団を連想させましたが、違いました。ベニー・グッドマンの「Sing Sing Sing」ですね。ドンドコドンドコというドラムで始まって、流麗なクラリネットがソロを取り、何事かと思ったら、ボーカルが始まるとデビルマンになっていました。その瞬間にお客さん全員大ウケ(笑)。元歌こそアニメのデビルマンですが、曲のアレンジは正調ベニー・グッドマンというギャップが素晴らしいです。今回最大の聴き所でした。是非CD化を!! 「優しい忘却」。原曲もしっとりした曲なので、いまいち原曲との差がないような… 「THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS-」。サンバとかボサノバ調。帰宅後調べると原曲は随分スローテンポですね。 「inner universe」。初めて聴きましたが、構成の難しい曲ですねぇ。帰宅後調べると、菅野よう子の曲ですか。 「Tank」。『長いことやりたかった曲だけど、やるだけの準備が整わなかったんだ。でもやっと準備が整ったよ』と紹介。ラテン調。ベースのリズムがたまりません。オリジナルは私が大好きな曲。しかしJazztronikとイメージが被る演奏だなぁ(笑)。 「STILL LOVE HER」。「CITY HUNTER 2」は1988年放送ということで、私がアニメを見ていない頃でした。そんなわけで曲もいまいち記憶に残らず。 「FLY ME TO THE MOON」。「新世紀エヴァンゲリオン」のエンディング曲ですが、ジャズファンなら誰でも知っているスタンダード。例によってニコラスとエミリーが掛け合いでオシャレなボーカルを聴かせてくれました。 客入りから来年の招聘が危ぶまれますが、ライブ自体は充実していました。CDになってない新曲をどんどん投入するあたり、創作意欲も満々ですね。CDは売れない時代ですし、円安でチケット代は騰がるしで大変ですが、できれば毎年楽しませて欲しいものです。 [参考URL] ビルボードライブ東京該当ページ MUSICMAN-NET アニメ・ジャズ・プロジェクト「プラチナ・ジャズ」、来日公演にてほぼ全編新曲のみのライブ披露 VICTOR ENTERTAINMENT RASMUS FABER セットリスト LiveFans Platina Jazz Orchestra 2014/11/04(1st) セットリスト LiveFans Platina Jazz Orchestra 2014/11/04(2nd) セットリスト LiveFans Platina Jazz Orchestra 2014/11/05(1st) セットリスト LiveFans Platina Jazz Orchestra 2014/11/05(2nd) 2012年6月9日公演レポート [参考動画] Platina Jazz - Fly Me To The Moon (from Neon Genesis Evangelion) Platina Jazz - Hajimete No Chuu (from Kiteretsu Daihyakka) 【送料無料】プラチナ・ジャズ-アニメ・ヒット・セッションズ/ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ[CD]【返品種別A】 【送料無料】トーキョー・エクスプレス〜ライヴ・イン・コンサート/ラスマス・フェイバー[CD]【返品種別A】 【RCP】【Joshinはネット通販部門1位(アフターサービスランキング)日経ビジネス誌2013年版】【送料無料】ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ〜アニメ・スタンダード・ライヴ・アット・ビルボードライブ東京〜/ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ[DVD]【返品種別A】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.12.11 22:10:53
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