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カテゴリ:音楽
[日時]2018/05/06(日) 19:30開演 [会場]高田馬場SunnySide [料金]2700円+飲食代 [時間]2時間 [出演者] 竹内亜里紗 (p) 澤田一範 (as) 竹内郁人 (as) 柳沼佑育 (ds) 藤田耕平 (b) [曲目] 1st 01.Groovin' High 02.Nostalgia 03.I'll Keep Loving You 04.Una Noche Con Francis 2nd 05.Our Delight 06.Reets and I 07.The Gypsy 08.Relaxin' At Camarillo [感想] ゴールデンウィーク最終日、ようやく竹内亜里紗さんのBebop Revisited!を鑑賞することができました。ビバップは1940年代に隆盛したジャズ。その後のジャズの大本とも言って良いものですが、ジャズの本流は時代と共に変化して行きます。ハードバップ、フリージャズ、フュージョン等。そんな中、ビバップ好きの竹内亜里紗さんがビバップの良さを再訪してみようというプロジェクトです。 今回も観客は8人程度。ジャズクラブの現状はこんなもんなんですかね… 新聞報道によれば「CDは売れない時代だが、ライブの売り上げは伸びている」というのはデータとしてある様ですが、観客動員には偏りがある様です。ジャズファンは少数なのに全国各地で毎日ライブが行われているので、客が薄くなるのも仕方ないのかもしれませんが。供給過多というところでしょうか。 観客は寂しかったですが、演奏は熱い!! バップの熱さを感じました。竹内亜里紗さんはバド・パウエルが好きだそうですが、パウエルよりスウィンギーで、弾んで転がる演奏でした。私好み。ソロも良いですが、管楽器ソロでのバッキングも心地良かったです。アルトサックス二管というスタイルも贅沢でした。 楽曲はビバップ時代を思わせるものばかりで最高でした。「Una Noche Con Francis」は実は演奏を期待していた曲。「ラウンドミッドナイト」という映画で知り、頭から離れない重要な曲。「Our Delight」こそビバップ時代の名曲。アルト二管の絡み合ったアンサンブルも気持ち良かったです。 ただ言葉の定義の問題なのですが、私的にはハードバップという印象でした。今回のライブはアンサンブルはキマっていますし、ソロは長めでメロディアス。一方、ビバップと言うと一曲が短くて、よりハイスピードで狂乱な(笑)印象。Youtubeの動画コメントで「テンポが遅いからビバップ感がない」というのがあって笑ってしまったのですが、良くも悪くもビバップと言うともっとハイスピードで狂気っぽい印象を持つ人は私だけじゃないんですよねぇ。まぁビバップとハードバップを厳密に区別はできないでしょうし、総称としてはビバップで良いのかもしれません。 最近ブルーノート東京の出演者がピンと来ないので、時間と金の都合がつけば、しばらくはこんな感じでジャズクラブを巡ってみようかなと思っています。 [参考URL] 竹内亜里紗公式ブログ Jazz-Rambler「BeBop Rivisited!ライブ★高田馬場SunnySide」 [参考動画] 金子 亜里沙 BeBop Revisited / The Way You Look Tonight Bebop Revisited! Una Noche Con Francis Youtube動画。二番目の動画は今年三月の同じ場所でのライブですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.07 22:12:47
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