Chico & The Gypsies@Blue Note Tokyo 2016/11/29
[日時]2016/11/29(火) 18:30開演(1st set)[会場]ブルーノート東京[料金]¥7,920(自由席定価8800-10%会員割引)[時間]1時間15分[出演者] Chico [チコ] (g,vo) Canut Reyes [カヌート・レイエス] (g,vo) Mounin [モウニン] (g,vo) Kassaka [カッサカ] (g,vo) Pepino [ペピーノ] (g,vo) Kema [ケマ] (g) PeeWee [ピーウィー] (vln) Tony Ballester [トニー・バレスター] (b) Eric Lafont [エリック・ラフォン] (ds) Fred Breton [フレッド・ブレトン] (p) ※以上、ブルーノート東京の表記に従う。Pepinoは例によってJose(ホセ)のことと思われます。[1st set曲目] 01.UN AMOR (Mounin) 02.ALLEGRIA 03.BAILA ME (Mounin) 04.AMOR DE MIS AMORES (Pepino) 05.PHARAON 06.L'AMOUR D'UN JOUR (Canut) 07.PETINGO (Kassaka) 08.TODOS OLE (Mounin) 09.LIBERTANGO 10.INSPIRATION 11.DJOBI DJOBA (Mounin) 12.BAMBOLEO (Mounin) 13.VOLARE (Pepino) 14.MY WAY (Canut・Kassaka) ※括弧内はメインボーカル ブルーノート東京該当ページ ブルーノート東京ライブレポート 原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO[感想] 毎年恒例のジプシーズが来日。昨年は母の病気で行けず。今年は二年ぶりということで楽しみにしていました。今年はGypsy KingsのメンバーであるCanut Reyesが参加。期待は嫌が上にも高まります。 渋く哀愁漂う「UN AMOR」からスタート。 一転「ALLEGRIA」でジプシーフィエスタへ。ケマのギターの超絶技巧ぶりで一気に会場はボルテージアップ。 「BAILA ME」は定番の盛り上がり曲。モウニンのボーカルですが、間に挟まれるホセの朗々とした部分に痺れます。 「PHARAON」はケマの超絶技巧を堪能。 「L'AMOUR D'UN JOUR」はカヌートがボーカルを取りました。しわがれ声が渋いです。 「PETINGO」は例によって曲の途中で「天城越え」「千の風になって」を日本語で挟んできました。観客大ウケ。この楽曲はBoyz II Menの「On Bended Knee」がオリジナルで、それをスペイン人のPitingoが「Me Rindo Ante Ti」としてカバー。それをKassakaが歌っているわけですが、ブルーノート東京のライブレポートでは「PETINGO」になっていますし、2014年の公演終了後に私が最前列で撮影した舞台上に落ちていたセットリストでも同様。Pitingoが歌った曲ということで「PETINGO」なんですかねぇ。謎。 「TODOS OLE」はモウニンのボーカル。チコの煽りもあってスタンディングへ。熱狂。 一転「LIBERTANGO」は甘いバイオリンソロから。最後はバイオリンとギターのバトルになって会場は最高潮へ。 「INSPIRATION」はケマの超絶ギターでしっとりと。興奮を一旦冷まします。日本公演ではこの曲を聴かないと来た甲斐がないですよね。 「DJOBI DJOBA」からの三曲はお馴染みの流れで一気にボルテージアップ。 「MY WAY」はカヌートの渋いボーカルから始まり、2番は朗々としたカッサカのボーカルへ。そして最後は会場全体の合唱で締め。 緩急自在、哀愁から興奮の坩堝まで、短い時間でたっぷり堪能できます。ブルーノート東京では秋から冬頃に毎年公演が行われていて、もう名物になっています。これを見ないのは本当に損ですよ。 尚、ブルーノートの表記でPepinoになっている人物ですが、ライブ中はチコが「ホセ」と呼んでいて、以前から疑問に思っていました。今回Wikipediaで調べたら、どうやら「ホセ」の愛称の様ですね。PepeとかPepitoが具体例になっていますが、多分Pepinoもその類なのでしょう。 Wikipedia「ホセ」