つぶやきの井戸

「一瞬の風になれ」が2007年の本屋大賞を受賞したそうです。




全国の本屋さんの投票によって決まるこの賞、
｢この本面白い！買って欲しい！読んで欲しい！」との現場の熱い気持ちに支えられたのでしょうね。
私も読後、友人に薦めまくったので本屋さんの気持ちがよくわかります。


ラジオでもこの本のCMが流れたりしています。
ちょうど、朝、学校に遅れそうなムスメ達を駅まで送って行くで聞きました。
賞を受賞するとこういう展開もあるんだ・・・感無量。

漫画化もされるそう。
安田剛士さんが月刊誌『マガジンスペシャル』にて、春から連載されるそうです。
どんな絵を描かれるのか？興味があったので『 OVER DRIVE 』を見てみました。

スポーツ物にピッタリな絵柄で、結構期待が持てそうです。


そもそも、「一瞬の風になれ」は小説でありながら展開の仕方が
マンガっぽい雰囲気なんですよ。

先にTVでほんわかした雰囲気の著者を目にしていたので、
読み始め、若々しい文体、スピード感溢れる展開ににビックリしたのを覚えています。


映像化も検討されているようですが、どうなんだろ？
見てみたいけど、競技に本物のスピード感を出すのは難しそう・・・




彼女の本を読んだのはこれが初めてだったのですが
メルマガで、著者佐藤さんの事を知って、更に親近感がわきました。

好きな映画にこれを発見したからです！↓






むかしむか～し　この映画を見てラッセ・ハルストレム監督作品が大好きになりました。
とにかく対象物への眼差しが暖かいのです。
ラッセ・はルストレム監督代表作「ギルバートグレイプ」「ショコラ」


そういう点では佐藤多佳子さんも同様。
「一瞬の風になれ」も作者の登場人物への溢れんばかりの愛が感じられます。

メルマガを読んで作者への興味がさらに高まりました。