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カテゴリ:雑感日記
久しぶりにブログの更新をしているので、最近の出来事を少し書いてみます。 今年のお盆前に中学校の同窓会がありました。 実に18年ぶりのことでした。 6月のある日のことです。ポストの中に往復はがきが入っていました。 「何だろう?」 と見てみると中学校の同窓会のお知らせのはがきでした。 私は「とうとうやってきたか」とピンときたものです。 そして中学3年生の時に書いた自分宛の作文を思い出していました。 15歳の頃、30歳になった自分宛に書いた作文。 私の通った中学校は3年の時に30歳になった自分宛に作文を書き 中学校の友愛の塔に保存し、30歳頃に同窓会を行い 一人一人に当時書いた作文を返す、という事が恒例なのです。 私は出席に丸を書いて返信しました。 当日、なんとなくドキドキしながらはがきに書いてある会場に向かいました。 受付には見覚えのある顔が並んでおり、お互いに 「久しぶり~!!!」 と言うものの名前が出てこないと言った状態でした。(笑) 中には本当に10年くらい会っていなかった懐かしい顔もありました。 先生も半分くらい来てくれていました。 当時若かった先生も白髪交じりとなり、18年という時の重みを感じました。 そして2次会にも流れ込み、久しぶりに懐かしく楽しい時間を過ごしました。 面白かったのは、二十歳で子供を生んだ子が、 現在地元の中学校で教師をしている同級生に 「来年、もしかしたらうちの子の担任になるかもね。 その時はよろしくね」 という会話が飛び交っていたことですね。 作文を返してもらった時にはみんなで口々に 「早くシュレッダーにかけて捨てなきゃ」 なんて言っていたのですが、 家に帰ってみんなが寝入った深夜、私はこっそりと作文を読み返しました。 おおよその内容は覚えていたのですが、 ちゃんと読み返してみるとこんな事書いたんだなぁ、としみじみと思いました。 そして、ふっと15歳の自分に戻ったような感覚が一瞬しました。 あの頃思い描いていた「自分の夢」。 もう一度叶える努力をしてみようか、と言う力が再び湧き出してきたようです。 きっと、みんなもこっそり作文を読み返し、 同じような感覚、思いを引き起こされたんだろうな、と思いました。 これからも、またいつかこっそり一人でこの作文を読み返すんだろうな、 そう思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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