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カテゴリ:Hulaじゃない私の暮らし
震災からほぼ1か月。
フラは今週からレッスン復活しました。その前にどうしても我慢できずフラシスタたちと集まって自主練をしたけれど。そして久しぶりのレッスンは思った以上に楽しかったのです。やっぱり私にはこれしかないと思いました。震災で何もかもを無くし希望を見失っていらっしゃる方々、苦しい避難生活を強いられ心も体も安息を見いだせないでいらっしゃる方々がたくさんいる現在。そういう方々に比べたら、私はなんて幸せなんだろう。フラができずにいて悶々とするくらい、生きるために必要なものではないのだから、もっと考えなければ。とずっと思っていたけれど、やはり今の私にはこの踊ることという癒しが必要だったのです。 あの日以来の混乱から、少し立ち直ったように見えます。世間の表向きは。でも実はまだ全く何も解決していないのです。復興へのきざしもやっと始まったばかりだし、これから被災された方々のサポートを現実的に考えなければいけないのだし、ましてや原発は今が最も危険な状態です。大きな動きがない日が続けば、修復に向かっているのではと安心される方もいらっしゃるかもしれないけれど、実はこれからが初期の段階よりももっともっと緊迫した状態なのです。地震直後の爆発では建屋が飛んだ程度でしたが、今の状態で水素爆発が起きると、重大な放射能汚染が拡がることになるのです。今でさえ多くの放射線物質が放出されています。海はもうすでに広範囲で汚染が拡がっています。そういった処置に何も反応しない政府そして日本人みなに対して、世界各国から非難の声が上がっています。 原発に関しては、今こそNO!というべき時に来ています。今辞めなければこれから先の未来は穏やかなものではありえません。これは最後の警告なのだと思います。母なる地球から。そして日本という場所が、戦争終結の原爆被ばくのときから再度選ばれたのも偶然ではないでしょう。原発に対してNO!と言えないのであれば、それは賛成したのと同じことです。声をあげないということで責任を回避していた時代は終わりです。もう推進か反対(撤退)かの選択しかありません。 私は声を上げて原発反対を伝えたい。 フラを通して幸せがどこにあるのかを感じています。踊れることが幸せ。そのためには原子力はいりません。どんなに不便であっても発展しなくても、進歩的でなくても、私は自然が豊かで皆が穏やかに暮らせる世界がいい。それが日本だと思います。技術大国、経済大国の日本の時代は終わりです。自然あふれる原風景の日本に戻してください。 こういうことを言うと、電気や現代文明の恩恵にあずかっているのに何を言う、というご意見があるかと思います。が、今まで私たちは小さな力だけれど、エコシフトした生活をコツコツとしてきました。菜食、自家菜園、モノを買わないで作る生活、電気アンペア数のダウン、テレビなしの生活(今はうちには冷蔵庫すらありませんが)、不用品の交換による再利用・・・。などなど。もう私はたぶんずっとコンビニなしで生活できます。絶対に割り箸やビニール袋を使わなくても大丈夫。そして添加物の入った食品は食べると身体が受け付けません。こういう生活をしてきたことは、今こそ役に立つのかなと思っています。自分も地球も自然の一部、だからそれを壊すことはできないのです。 考えることが多い日々。 少しでもこれからの世界がよくなるように、何かができるとしたら、今がその時だと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 7, 2011 08:52:35 PM
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