ホテルのケーキはなぜ違う？元パティシエ助手が語る真相

昨夜の失敗にめげることなく朝になったので早速観光に励むことにした

うーんいい天気
It'a beautiful day today!

空には雲一つなく、空気も澄み切って本当に気持ちがいい

きれいなビーチがあるので、散歩することにした
かわいい貝殻でもないかなーとうろうろしていると、

"What are you doing?"
と誰かに話し掛けられた

見上げると優しそうなおじさんがにこにこして立っていた

話をしてみると、話し方もゆっくりとしていて特に変なくせもなく
とても聞き取りやすかった

いっしょに朝のコーヒーでもどう？とさそわれて、英語の勉強にもなるし
と思って"Sure"と答えた

彼はシドニーから５ヶ月かけてキャンプしながら来ているらしく、
自分のバンを見事に改造していた

そこは彼のダイニングでもあり、キッチンでもあり、４つ星ホテルでもあり
仕事場でもあった

彼は形のいい木を見つけては杖を作り、マーケットで売っているらしい

そこでコーヒーとフレッシュココナッツを丸ごとごちそうになり
１時間ぐらい旅の話を交換した

彼が眺めのいいところを教えてくれるというので、連れていってもらった
高いところで、海も遠くまで見渡すことができてすばらしかった

のだが、

事件はその直後に起こった

信頼しすぎていた私も悪かったが、みるみるキャンピングカーに連れ込まれ・・・
（続く）