現実を見よう
昨日の日記ではあまりの恐ろしさに現実を直視できなかったんですが、一晩たって落ち着いたので(笑)、ここはひとつ、きちんと現実を見つめてここに書いておこうと思います。なにを??今回出る大会で一体いくら、最低でもお金がかかるのか。です。いきます・・・。まず。出場料プラス自分の席のチケット代→38,000円。そして衣装レンタル代(先生のパートナーさんへ)→20,000円。先生への謝礼代→30,000円。(2万でもいいかもしれないが、一応3万で計算)ヘアメイク代や小物代→10,000円。(さっぱり想像がつかないのであくまで予想)ざっとこんなもんでしょうか。足してみましょう。・・・・・・・・98,000円。ほぼ10万かいっ!!!あはははは(乾いた笑い、目はうつろ)。しかもこれだけじゃないよ。当然ながら日々のレッスン代はかかっていくわけでして。ん~~、考えが甘かったなぁ。やっぱりうまく先生に乗せられた感じがしないでもない。大会について切り出された日や出場を決めた日の日記を読み返してみると・・・ん~、軽いなぁ、私(笑)もっとよく考えてみろよ!・・・・と、過去の自分につっこんでやりたくなる。先生もハッキリと「出場料以外にも色々お金はかかるよ」の一言を言ってないしっ!ずるい。ただ、ちょっと思い出したことがあって。話が脱線しますが・・・・。以前、大昔~~~っていうか子供のころ??中学生までですが。バレエを習ってたんですね。大した才能もなく、それこそ大した役もなかなかもらえなかったけどそれでも年に2回くらい、発表会や公演に出演してました。今思うと、すんげ~~~金かかってた!!!当たり前ながら当時は子供。全部親が出してくれてたわけですが。それこそ衣装代・・・・毎回違う衣装なのでその度に作る(役が変われば当然衣装も変わる)。作る時もあれば、借りる時もありましたが、借りるのだってタダじゃない~、レンタル料取られてた。そして出演料。全員が一律に取られてたもの。一体、いくらくらいかかってたのやら・・・恐ろしくて今さら聞けないわ。他にも「ソリスト代」っつ~のもありました。バレエで主役は「プリマ」、その下に「ソリスト」っていうものがあります。プリマは1人ですが、ソリストは数人で踊るって感じかな。2人とか3人とか。ちなみにその下には「群舞」「その他大勢」ってのがあります。その名の通り、ワンサカどちゃ~~!と皆で踊るの。↑ほぼ毎回、何らかの形で群舞には出ます。私は才能なかったので当然ながら一度も主役を演じたことはありませんが、うまく乗せられて(笑)、ソリストは踊ってました。ソリストとはいえ、名ばかりですよ!大して長い時間踊るわけでもない。でも2人とか3人で踊る。・・・・それの指導料・レッスン料として別に「ソリスト代」ってのが取られるのです。あと、当然ながらそのソリストの踊りのために特別レッスンが日程に組まれたので余分にさらにレッスン代がかさむ、と。ちなみにバレエのレッスン代も決して安くはなかったようです。子供だったからわからんが。大体、通常週2回のレッスンでしたが、週3回行ってた時期もあったわ~。あと、トウシューズ代!!ダンスのシューズよりも遥かに持ちが悪いです。ひどい時はたったの1日で履き潰します。ピンキリですが1足少なくとも7千円以上はします。(今はどうか知らないけど)社交ダンスのシューズよりは安めですが、そんなに消耗してたら結局高くついてるし!!そしてヘアメイク。ヘアは意外と問題ありませんでした。なぜならバレエは基本的にお団子。シニヨンですから。自分、もしくは母親、もしくは先生にやってもらってました。メイク・・・これが意外とくせもの。大体は先生や先輩のお姉さま、もしくは母親がやってくれます。が。メイク用品が特殊なのね~~。付けまつ毛とかドーランとか。普段は絶対使わないものがどっちゃり。あれってやっぱり母親が買ってくれてたんだよなぁ。バレエは「白いこと」が条件だったりするので体中に白い粉を塗りたくったり。・・・・そんなこんなで。思い返してみれば結局。歌舞音曲ってものは金がかかる!ってことですね、はい。今回私が「なんなの、この金額はっ!」って騒いでるのはただ単に自分が働いて得ている貴重な安月給の中から搾り取られるからであって。人から出してもらってなんとも思ってなかった子供の頃のあの時ときっと対して総合計金額は変わっていないんでしょうね。改めて親に感謝たかだか子供の習い事に一体いくら散財したんでしょうか。今回も「たかだかOLの習い事」なんですけど(爆)。習い事の範疇越えてるよね、お金も時間も。まぁ、とりあえずこうやって色々考えてみたらお金かかっちゃうのは仕方ないことっていうのはわかりました。「そういうもん」なんですね。イヤなら、やらなきゃいいことです。今回限りってことで覚悟して散財しますわ。さ~、どこから10万円引っ張り出してくるかな(笑)