sweet&sweet

私が住んでいるアパートの中には、公園と子供達が自転車を乗ったり
フリスビーをしたりと「遊べるスペース」かなり大きな広場があるんです。

でも平日や昼間は子供連れの親子の姿や、子供達は学校に行ってるから
誰の姿も見かけない事がほとんどなんですが・・・


そんな中、私が子供達と公園に行くと必ずといっていいほど

お姉ちゃんと弟だけで遊んでいる子供達がいるんです。

彼女たちを見かけるようになったのは、一年以上前だったんだと
思うんだけど、その当時上の子は３歳、下の弟はそれこそ
まだやっと歩き始めた感じの、まだまだ赤ちゃんみたいな
印象でした。お姉ちゃんに聞くと「１歳になったばっかり」
とのこと。

でも、初めて会ったときからお母さんの姿はなかったんです。

「お母さんは？」って聞くと

「家に居る」って答えが毎回返ってくるんです。

そのお母さん、３歳のお姉ちゃんに１歳の弟の面倒を見させてるん
ですよ！！！（怒）信じられますか？

でも悲しい話ですがこういう子達本当に多いんです・・・
上の子は下の子を面倒見るのが当たり前！みたいな感じです。
それって上の子が十分面倒見れるようになってからの話だと
思うんですけどね。


下の子は見る度にいつも「鼻水」がでていて（一年中）洋服も
食べこぼして、汚れのついている物を着ています。

一度お姉ちゃんに「鼻水がいっぱいでてるから、ママ呼んで来て
拭いてもらったほうがいいよ」って言ったことがあったんです。

そうしたら「分かった！」って家に帰ったんですが

戻ってきたのはその子だけ。。。しかもお尻拭きを一枚持ってきて
しかも、口紅か何か分からないけど赤い色が付いてて、すでに汚れてる・・・

それを私に差し出してきたんです。

「えっ？」って思ったけど、子供には責任がないと思いながら

そのワイプで汚れてるところを使わないようにしながら
鼻水を拭きましたよ～～～！！！

うちの子供ですら「何でママが拭いてあげたの？」って
分かる事です。

なんでその母親は分からないんでしょう？



下の子はお姉ちゃんと一緒になって滑り台をしようと
したり、私の方がいつも「ヒヤヒヤ」してました、本当に！！！

もし何かあったら「ここに居る私の責任になるの？」

なんて思った事もありました。。。



この子供達。親に良いこと悪い事も教えてもらってないんでしょうね
とにかく、乱暴で口が悪い！！！自分が気に入らないと

「舌打ち」をしたりといった感じです・・・


前にびっくりしたのが、私は少し離れたところから
その光景をみたんですけど、お姉ちゃんの方が２歳位の女の子
（この子も親なしで遊んでた）と地面に座って
日本で言う「せっせいせ～のよいよいよい」を
してたんです。

そうしたら、突然女の子のおでこを近くに落ちていた小枝で
おもいっきり、ぶったんです！！！

もちろんやられた子は大泣き・・・おでこも真っ赤でした。。。

そうしたら、そのお姉ちゃんどうしたと思います？


「どうしたの？あ～～～私の弟がやったんだ！！ママ達に言いに
行こう！！！」ってその場にも居なかった弟のせいにしたんです！！

その言葉を聞いた時にすごくショックでした。

３歳の子がこんな嘘のつき方するなんて・・・この子はこのまま
こういう風に成長していってしまうのかなって・・・

その後も何度もそういった光景を見ました。





その子達を見かけるようになって、少し経ったある日その子達の
母親が子供たちの様子を見に来たんです。

しかも、子供たちを見るなり「いたずらするなよ！」って
怖い口調で、そばに落ちてる小枝を拾ってどなったんです。

いつも何かで叩かれたりしてるんだな、だからあの子達もいつも
小枝を拾って振り回してるんだって思いました・・・



でも私がそこでまたびっくりしたのが・・・

なんとそのお母さん「生まれたばっかり」って分かる赤ちゃんを
抱っこしていたんです。。。

上の子達の面倒も見れないのにまた赤ちゃん生んでしまうなんて
正直「何考えてんの。この人」って思いましたよ。

でも、何も考えないからこういうことになるのかもしれませんね・・・


その時生まれたばっかりの赤ちゃんは今、１歳位になって
上の子達と外で遊んでますよ、もちろん親が見ていないところで・・・




それで、その母親はというと・・・

少し前に４人目の赤ちゃんを出産したようです。


同じことを繰り返しているんですね。


でもこれはこの母親に限った事ではなく、アメリカには
こういった状況が本当に多いです！！！

ちゃんと面倒を見れない人に限って、次から次に子供を生んでしまう
といった、悪循環なこと続いてしまうんですね・・・


そういう人達はいつか気がつく日がくるんでしょうか？
ぜひ、そうであって欲しいですね。。。

そして、今まで与えられなかった愛情をたっぷりと
子供達に注いであげて欲しい・・・そう願わずにはいられません・・・