sweet&sweet

ジョーダンママの死を知った次の日。。。
本当は出掛けようと思っていましたが、涙が止まらず
今日は外に出ずに家でクローゼットの整理でも
しながら一日を過ごそうなんて思っていました。



でも、気持ちもだんだんと落ち着いてきて、悲しい思いに
浸っていてもジョーダンママが悲しむな、と思って
出かけることにしたんです。


すると私が外に出たときに、一人の女性が車から降りてきて
「きっとジョーダンママの家族の方だ」って思い声をかけました。

その女性はやはり家族の方でした。

その場で少し話をしたら「今部屋にほかの家族も来ているから
会っていって欲しい」と彼女の部屋に行きました。

久しぶりに入った彼女の部屋。いつもと何も代わりがない
きれいに掃除もされていて、いつものようにきちんと整理がされた
部屋でした。でも、もうここには彼女は居ないんだと思うと
本当に信じられなかった・・・


そこで彼女たちから聞いたことが・・・

「ジョーダンは彼女の父親と暮らすことになった」との事です。


私はきっとジョーダンはこの町でジョーダンママの家族の方たちと
暮らしていくんだと思っていたので、正直、驚いてしまいました。

「彼がそれを望んでいるから、私達にはどうすることも出来ないの」と
寂しそうに言っていました。


しばらく、家族の方達と話をしてジョーダンママの部屋を後にして
外に出た時のことです。なんとそこには車から降りてくるジョーダンの姿が
見えてきたんです。

「ジョーダン！！！」私は思いっきり彼女を抱きしめ
「久しぶりだったね！大きくなってびっくりした！」と
彼女に言いました。

久しぶりに会う彼女は本当に大きくなっていて、そして

いつもと変わらない、元気な笑顔が素敵なかわいい女の子でした。


そこでジョーダンの悲しい顔を見ていたら、私はあの時なんて
言葉をかけていたんだろう・・・


ジョーダンに「うちのLOVEがねジョーダンに会いたいって言ってたから
またすぐ会おうね！」と彼女に伝えその場を後にしました。。。



そして、昨日のことです。
私は午後から一人で出掛けていたんですが、アパートに戻ると
見たことのない車が止まっていました。「ジョーダンママの家族の方かな？」と
思い車を降りるとその車の後部席にジョーダンの姿がありました。


そう、その時ジョーダンのお父さんのところに行く為に荷物を取りに
来ていて、もうすぐに出発するって状況だったんです。

まさかこんなにも早く行ってしまうなんて思ってもみなかったので
驚きました。あの時、後五分遅く帰ってきていたら、きっと
最後に会うことが出来なかったでしょう。

「私の娘が会いたがっていたのですぐに連れてきます」と家族の方に
伝え、急いで部屋に戻りLOVEを連れて外に出てきました。


そしてハグをしてありがとうを言いました。


「ジョーダン、あなたはとってもSWEETな子。これからもずっと
SWEETでいてね。また会えると信じているからね」と
お別れをしました・・・


ジョーダンは「うん！わかった！」そしてLOVEに

「LITTLE　SISTERに私がHIって言ってたって伝えて！！」と
その場に居なかったHAPPYにメッセージを残してくれたんです。


その時私は「この子なら大丈夫、このままずっと優しい気持ちを
持ち続けて、素敵な女性になってくれる」と思いました。


悲しい顔を一つも見せない、いつもと変わらぬ彼女の笑顔を見て
私も笑顔を戻さなくちゃいけないなって思いました。。。


ジョーダン、私はあなたからたくさんのことを教えてもらい
元気、勇気をもらいました。あなたのおかげで、少し強くなれた
気がします。あなたの素敵な笑顔、これからもずっと忘れません。
そして、あなたがこれからも幸せに暮らしていけますように！！
と願っています。


いつまでもSWEETなあなたでいて下さいね。

ありがとう、ジョーダン