ageha的ニチジョウ
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agehaSwella
虫愛ずるインドアな猫好き。日々刻一刻と移り変わる 揺らぐものと揺らがないものの記録と記憶。主に虫ブログですが、 魚類や植物、気まぐれにカワイイモノも載せています。
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近所のレンタルビデオ屋さんは、4本借りると1本無料。 見たいの3本はあったけど、もう1本どーしよーと思って 借りたのがコレ。 さくらん。 土屋アンナ主演 蜷川実花監督(2007年作品) 吉原遊郭に売られて来た8歳の少女・きよ葉は、逃亡を試みるものの失敗。 そんななか、トップ花魁からの挑発に乗せられたきよ葉は、吉原一の花魁に なる決意を固め、人気遊女への道を駆け上がっていく。 やがてきよ葉は客と恋仲になるが、きよ葉を妬む花魁の策略によって 仲を引き裂かれてしまう。そんな苦難を乗り越えながら18歳になった きよ葉は、ついに誰もが憧れるトップ花魁の座を勝ち取って…。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いやーん。 ハズカシイほどベタな、使い古されたストーリーです。 監督の蜷川実花はあたしの旧姓と一文字違いで、その昔 彼女がラジオに出てた直後、古い友人から「今、ラジオ出てた!?」と わざわざ電話がくる程似ている。ローマ字表記にすると見分けが付かない程、 声に出したら響きは一緒。ってどうでもいーんですけどネ。 さくらんは、蜷川実花の写真同様色彩がキレイ。 ストーリーは…この手のモノってザンネンながら みんな同じなんだよね。 映画(SAYURIとか)も小説も。 人気者が一人いて、周りの嫉妬を買い 心の中にはホレた男がいる。みたいな。 「のちに伝説となる花魁」とかってコトバもなんだかもう みんな同じでハズカシイ~。 そんなワケでワンパターンな内容はどうでも良いのですが。 この手のハナシで過去一番美しいと思ったのは、あたし的には 葉月里緒奈。映画だったかドラマだったか、タイトルすら 覚えてないんだけど、切れ長の美しい目をして八文字を練って 歩く太夫道中。ホント美しかった…(遠い目。) (さくらんの土屋アンナのは「花魁道中」。) ちなみに太夫や花魁が履いてるあの、黒塗りの下駄。 あれは高さ16cm~17cmもあるそうな。重さは片足だけで2kg。 着物は20kg。髪に挿すかんざし、こうがいなんかは約20本、 頭だけで3kg、全部併せて30kg近く。すごいですネ。 花魁、遊女、太夫、傾城の違い。 「遊女」遊郭で働く女郎の事。 「太夫」最高級の遊女の格。 「花魁」遊女の中で一番ランクが高く、最高位の格を太夫という。 「傾城」「城(国)が傾き滅びてしまうほどの魅力を持った美女」の意。高級な遊女を指す。 んん? 結局のトコロ「花魁、太夫、傾城」は同じってこと?(←勉強不足でスミマセヌ。) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さくらんは、何度もいうけど色彩がキレイ。って、ソコしか 褒めるトコ無いってこと?と言われそうですがそうなんです。(キッパリ。) しかもその唯一の褒めどころ「色彩の美しさ」ですら、長く 見ているとさすがにヤリ過ぎ感があったり。 フスマもキモノも全てが美しすぎておなかいっぱい。 全編あのままよりは無地や黒を効かせた場面を入れた方が より華やかさが際だったのではないかと。(←エラそう。) 菅野美穂は綺麗だったヨ。艶やかで色気もあって。 (土屋アンナには色気はナイ。ガサツでアバズレってかんじ。) 出来る事なら木村佳乃と菅野美穂の役を逆にして欲しかった。 あー でもそうすると土屋アンナが喰われちゃうから 仕方なかったのかも…。色気立ち居振る舞い存在感全てにおいて 土屋アンナより菅野美穂の方が上でした。 ちなみに期待している人がいるかどーかは分かりませんが、 木村佳乃、菅野美穂、土屋アンナの濡れ場は… しょせん皆さん「脱がない女優」なので(ヌード写真集だしてる 人もいるのにネ。)Mr&Mrs スミスのアンジーのようなシーンは 有りません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ところでこの映画。 PG-12指定(12才未満は保護者同伴(Parental Guidance)) なんだけども、いくら濡れ場がチンプといえども一応吉原モノなので 保護者同伴でも12歳以下に見せるのは如何なものかと。 音楽は全編通して椎名林檎が使いすぎぐらいに使われてます。 あたしは好きでも嫌いでもないので、あの、「昭和っぽいロケンロー」は 特に気にならなかったけど、椎名林檎の楽曲や声が苦手な人には 過酷な2時間かと思われます。 あとは…。 ホントにちょい役で清志郎とかキョンキョンとか小栗旬とかとか 名の知れた人が出ているのを見つけるのも面白い。 映画「さくらん」ageha的オススメ度 ★★☆☆☆ 人気ブログランキングへ←細々と参加中♪
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太宰治のサイン本が家に有ったよ。 2020.04.01 コメント(4)
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