ageha的ニチジョウ

先日のアゲハちゃんは結局夜中に羽化して
朝陽と共に飛び立ったらしく、
結局…。




羽化も成蝶すらも見られなかったよ！（涙）



　　　　　　


アゲハはもう、かれこれ10年以上育ててて、（ててて。）
それなりの研究結果（←オオゲサ）も出してきてた。


例えばサナギが完全に変色してから羽化までは
ちょうど2時間後、とか、幼虫が前蛹（ぜんよう）に
なってからサナギになるまでは糸に下がってから
丸1日と1時間後、とか。（よっ！マニア！）



100頭以上育てて出した数字だったのに、今回は見事
色んなコトをくつがえされてガッカリなあたしなんでした。



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オオクワガタ飼育の時も積算温度にこだわってたんだけど
アゲハもそう。（ちなみにオオクワガタ♂70mmクラス幼虫の
積算温度は約5500℃±200℃、♀は♂より約500℃程低くらい。）



あたしが出した数値は夏でも平均気温20度前後の場所で、
サナギから羽化までは2週間と3日目。（17日目）
でも東京では1週間と5日。（12日目）


なんと5日も早かった。


最近の東京は最高気温30度超え
最低気温15度くらい。




室内飼育ならともかくベランダでの温度管理は
不可能だったので、まぁ3～4日は早いかな～とは
思っていたけれど…。

つくづく、生命とは計算じゃなく、神秘なのねぇ。
なんて思ったんでした。




あたしもまだまだ虫屋には遠いなぁ。


　　 ←ケンさんの本。　　　 ←あたしの愛読書。


ちなみに10年位アゲハの研究を続けた
あたしの結果はこんなんだったけど、
同じく10年位競馬新聞「競馬研究」の研究を
続けた兄のケーバ通帳はかなりの金額が貯まっててビックリ。


昔はあまりに当たらないので「新聞代ムダじゃん」と
言ったら「い～んだよ！ケーバじゃなくって
競馬研究の研究をしてるんだから！」とかって
負け惜しみみたいなコトを言ってたけど…。


負け惜しみなんかではなく本当だったのネ…（遠い目）。



あたしは競馬新聞なら「1馬」がスキなんだけど
確かに10年も研究してたらダレの予想がどうのとかって
以前に、こーゆーバアイはたいがいこうだ、みたいな
結果が出てくるんだろうなぁ。

なぁ～。



でも。


馬もアゲハも生きモノなわけで。

個体差も有るし最近は地球全体もおかしな
ベクトルへ向かっているわけで。

計算では割り出せない結果も往々にしてあるわけで。

そんなわけで、
父さん、今年も富良野には帰れませんby-じゅん（北の国から）

みたいな。



あたしのアゲハ探究は今年も続く。

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