ageha的ニチジョウ
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agehaSwella
虫愛ずるインドアな猫好き。日々刻一刻と移り変わる 揺らぐものと揺らがないものの記録と記憶。主に虫ブログですが、 魚類や植物、気まぐれにカワイイモノも載せています。
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黒魔術の本を持っているって先日書いたけど、 じつは毒薬&毒草関連の書物も多数所持しています。 我ながら変な人だ…(遠い目)。 &毒薬の手帖 「イモリの黒焼きは惚れ薬」なんて話もあるけれど、マリア・カラスや PJ ハーヴェイあたりを聴きながら黒い服をまといナニカ(イモリとか 蛙とか蝙蝠の翼とかね)を煮詰めるってどうよ? …楠本マキっぽい。ステキ。(←?) そういえば中学生の頃。 近所の山の中で巨大なトリカブトを見つけたあたしは、ある日兄と2人で掘りに 行った。トリカブトの根は大根のように太くて巨大なので掘るのは大変だった。 それを大きな黒いビニール袋に入れて、引きずるように持ち帰ったのでした。 その光景は、夕暮れ時にかなり異様だった事でしょう。うしし。 トリカブトの毒成分はアルカロイド系で、全草(特に根)に含まれてる。 ソレで何をしようってわけじゃ勿論無いけど(有ったら大変。グレアム・ヤングだ。) 庭に植えたかったんです。ところが。呑気な母があたしの知らないうちに 「コーヒーカスは植物の栄養になるのよ~」とか言ってレギュラーコーヒーを 落とした後のカス(ガラ?)を毎日撒いていたらしい。恐るべし母。 野生の植物(高山植物)は痩せた地に育つので、あたしのトリカブトは 日に日に元気を無くし、2年目までは花を咲かせたけれど、3年目には 悲しいかな消えてしまった。 …それはともかく普通に売られていてびっくり。 経口摂取後数十分で死亡(ブラック・ジャック風に言うと直撃死?) するような植物を売ってるんだ。。と思いつつ、このたぐいで一番 「どうなの?」って思うのはこれです。 夾竹桃(キョウチクトウ) キョウチクトウは丈夫で綺麗な花を咲かせるから、どこにでも 植えてある珍しくもないものだけど、その毒性は相当なもの。 それこそ「青酸カリは直撃死だ」の、青酸カリより強い猛毒です。 おまけに庭のキョウチクトウを剪定して、呑気に焚き火をしたら その煙も毒だっていうんだから大したものです。 いつだったか、お弁当を公園で食べようとしたおじいちゃんが 箸を忘れて近くにあったキョウチクトウの枝を折って箸にしたら 死んじゃった。 なんて話も有ったけど、 キョウチクトウの枝を串焼きの串に使って11人中10人が死んじゃった。 とか ギリシャの一小隊30人位が、これまたキョウチクトウの枝を串焼きの 串に使って中毒症で全滅しちゃった。 とか。 有毒植物はキョウチクトウやトリカブトに限らず、身近なところに いくらでもあるけど(ジャガイモとかワラビとかスズランとか)、 これだけ毒性の強いキョウチクトウがどこにでも有るのはなかなか 不思議なかんじです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ かくいうあたしの実家にも巨大なキョウチクトウの木が二本あって、 春に遊びに行くと毎年剪定を頼まれる。呑気な母に。 頼まれるのはあたしじゃなくて、あたしの主人なんだけど、主人は 何につけ細かい人なので「キョウチクトウは毒がある」なんて 知った日にゃあ絶対「切りたくない」とか「危ないからムリ」とか 「防護服持ってく」とかナメた事言い出すに決まってるので 毒の事は秘密にしてる。(←性悪。)でもさすがに危険だと思うので 「汁苦いから口に入らないように気を付けてね~」とか言っちゃって。 そんなこんなで主人に隠し通しているキョウチクトウの猛毒。 何も知らない主人は今年の春もキョウチクトウの枝を切り、 それを母とあたしで折ってまとめていた。すると母の折った枝から キョウチクトウの汁(樹液)があたしの目に飛んできた。 キョウチクトウ=猛毒 ビビったあたしは思わず「ちょっ…気をつけてよっ!!!(怒)」と 無駄にキレてしまったんでした。それを聞いていた何も知らない 主人は怪訝な顔をしていた。 …バレたか? やれやれだぜ。(by丈太郎) @ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/
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