ageha的ニチジョウ

結局3夜連続合計8時間、「わが家の歴史」見たよ。

2夜前半まではそうとう面白くてのめり込んで見たけれど、
2夜のラスト30分はもう飽きて来て苦痛だった…。

で、気持ち新たに3夜目突入したわけですが、佐藤浩市が
好きなあたしは彼が死んじゃった以降はもう惰性です。

てゆーか、長いよ。長すぎるよ。内容的にはサザエさんみたいな
平凡な昭和の家族を描いているわけで、それに8時間は長すぎた。
サザエさんだって8時間も見たいとは思わないじゃあないですか。

　昭和代表家族。

歴史の流れや当時の大事件、有名人が山ほど出てきて飽きさせない
趣向は凝らして有ったけど、それでも長すぎるよ。3夜目のラスト1時間は
ほんと苦痛だった。（←それなのにナゼ見る・笑）


何が苦痛だったって、2夜までは笑いが多かったのに3夜は笑えなかった
ところ。三谷幸喜なんだから笑いたかった。笑いを期待していた。





だってユカリが娼婦になったり（記憶が戻った時点でフツーに彼の元に帰れば
いいじゃん。駆け落ちするほどだったんだから。ついでにあの咳はなんだった
の？結核じゃなかったの？）鬼塚が死んだり政子がお金に苦労したり
なんだろう。「北の国から」的暗さでなんとも鬱陶しい気分になったよ！


　日曜の夜なのに！


だいたい二号さんなのに、三号さんの存在を知って泣くのもおかしい。
本妻はこんな気持ちで過ごしていたのかと自分を責めないのもおかしい。

極めつけは鬼塚の葬儀のシーン。政子父は「こんな扱いがあるかっ」って
怒ってたけど、なんて図々しいのーと思ったよ。（というか、声に出して言った）
だって本妻が居る人の不倫相手じゃん。家族揃ってヒモみたいに良い生活
させて貰ったんだからそれで充分じゃん。まだ何かを求めるなんて
厚かましいにもほどがある。


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て、かんじでなかなか腹立たしかったの。三谷なのに（笑）



最後まで凛としていた本妻の美しさと阿野さんとつるちゃんは
最高でした。つるちゃんのバイタリティー最高だよ。。

でも、フィクションと分かっていてこれだけ感情的に
感想を述べたくなるのはさすがだな、と思う次第。


「こんなの有るわけ無いじゃん」と、失笑するのが駄作ならば、
これだけ熱く語りたくなるのはやはり、さすが三谷！って事でしょう。

　お後がよろしいようで。
@ageha
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