ageha的ニチジョウ

以前、近所に住んでいた義妹が「バジル有ったらちょーだい。」と来たので
一緒に3階のベランダへ摘みに行った事がある。

我が家は2階が居住空間、3階は巨大本棚で埋め尽くされた部屋と
主人の雪崩部屋、私の虫部屋なんかになっているのだけど、
私の虫部屋を通って義妹が言った。「…なんか、研究室みたいだね。」

わ。かっこいい。

当時は確かにガガさま（オオスカシバ）の飼育ケースやアゲハの飼育ケース、
蛹や繭のケースに食草、食樹の鉢や虫系の本や図鑑が並んでいた。

　　　

完全に私の趣味部屋なのだけど、言われてみればソレっぽいかも。

「室内に虫を持ち込むのはいいけど、君がゴキ○○飼育をする人じゃなくて良かったよ。
もしそうだったらとても一緒には暮らせない。」と主人に言われた事も有る。
そんな主人は結婚するまで植物にも虫にも興味が無かったのに、今じゃ3階へ
自分の用で行ったついでに虫も見ているようで、

「ガガさまが茶色になってたよ。」とか言う。会社の外壁に巨大な蛾が
居たのを写真に撮ってきて「これ何？」と聞いてきたり、つい昨日は

「雨に濡れてる蛾がいたからティッシュで捕まえて乾いてるところへ
移してあげた。」とも言う。更には「最近蛾がキライじゃ無くなった。」とも！

うーん。夫婦は似ると言うけれど。私の知らない所でそんな事をしていた
とはね。ちょっとほほ笑ましいお話でした。情操教育成功か。

　　・・・・・・・・・・・・・・・・
　指輪♪

なんてエピソードも有る我が家です蛾、いや、ですが、件のバジルやイタリアンパセリは
只今とうだち（薹が立つ）して蕾を付けています。一年草なのでこのまま花を咲かせ、
種を採って来年また愉しみます。毎年こうしているので一体何年前の子孫なのかと
思いますが。それにしても開花時期、例年より遅いような気がします。

　指輪！？

ところで主人がティッシュで捕まえたのは、鮮やかな山吹色のチャドクガ（毒蛾）でした。
素手で触らなくて良かったね。...というか、チャドクガの発生は年2回、4月～10月のはず
だけど。この時期にチャドクガ？？この時期にシジミが羽化したりsunnyside2010さんの
クレマチスが咲いたり、4～10月にやはり年2回発生するオオスカシバも、最近ベランダの
クチナシにまた卵を産んだ。

猛暑やゲリラ豪雨や温暖化に砂漠化、生命サイクルを狂わす昆虫や植物。
人知れず…いや、もうみんな気付いているけれど、地球大丈夫？？

　のっぴきならない事態かも。
@ageha
http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/