ageha的ニチジョウ
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agehaSwella
虫愛ずるインドアな猫好き。日々刻一刻と移り変わる 揺らぐものと揺らがないものの記録と記憶。主に虫ブログですが、 魚類や植物、気まぐれにカワイイモノも載せています。
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朝、テレビをつけたら本日発売の「KAGEROU」が話題になってた。 KAGEROU 齋藤智裕 「かげろうのように儚い命の物語」みたいな事を聞いたけれど、 「カゲロウの成虫って何日も生きないから儚いイメージだけど(羽化後数時間~ 数日間。でも種類によっては1ヶ月生きるのもいる)、実際は幼虫時代を含めると 他の昆虫とさほど変わらない寿命なんだよね。」と、先日室内蜻蛉体験をした 私が言うと、主人がひと言。 「君はゲーム脳ならぬ昆虫脳だな。この小説って虫の蜉蝣じゃなくて地表に現れる 陽炎の事じゃないの?」ええぇ。どっちなのヒロ?読めば答えは出ているの?? 知らんがな。 Ephemeroptera ・・・・・・・・・・・・・・・・ そんなKAGEROUですが。昨夜、何やら考え事をしていた主人がふと天井を 見上げて呟いた。「電気にカゲロウが付いてる…。」んー?あれから随分経つ けどまだ居るの?イスに登ってよくよく見ると…。 カラです。 抜け殻です。良く出来すぎていてフィギュアっぽい。主人は大して興味も無いクセに(?) 電気から剥がす時「呼吸で飛ぶから息するな喋るな」とうるさかった。確かに羽毛レベルの 軽さです。ほんとは尾毛部分も真っ直ぐで完璧な抜け殻だったのに、ガサツな私が写真を 撮る為にいじったら折れた。バレたら怒られそうだからブログupしたら埋めちゃう予定。 カゲロウは一見成虫に見える亜成虫時代を過ごしたのち、再び脱皮して 成虫になる、と書いたけど、これがまさに成虫への最終脱皮のヌケガラ! 幼虫時代を水中で過ごし(トンボのヤゴのように)、亜成虫になる為に水面へ出て木や 石に止まって脱皮する。ココまでは水中~水付近で行われるけど、亜成虫時代は 成虫同様に飛べる翅を持つので、ここで初めて水から離れる。(らしい。) 水辺(メダカの泳ぐプラケース)から天井の電気まで、横に1m、上に2mほどの旅をした ようです。自然界で行う事を、室内でも行うって、当たり前なんだけどなんだか不思議。 成虫は見つける度に外へ逃がしてたけど、結局のところ「皆成虫」とひとくくりにして 良く見なかったので、「亜成虫」と「成虫」の違いは分からずじまい。 勿体ない事をしたかも。次、機会が有ればじっくり 観察したい所存でございます。 で、結局蜉蝣なの?それとも陽炎?? ↑↓いつもクリック有り難うございます。とても励みになっています♪ にほんブログ村 @ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/ 最終更新日 2011.01.26 14:57:34 追記 * 2011年12月1日 1年間事あるごとに出くわしたカゲロウを観察していて分かりました。写真のカゲロウは 亜成虫です(きっぱり)。ずんぐりした躰、不透明な翅、今見ればその全てが亜成虫だと 語っているではないか!と、声を大にして言いたい。伸びきっていない尾毛からは幼虫 (ヤゴ)からの脱皮直後の亜成虫だという事も分かります。素晴らしい。(←何が?) ちなみに「KAGEROU」、100円になったら買おう♪と思っているのに いまだ300円台。読める日はいつの日か。
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