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カテゴリ:アゲハ日記・飼育
先日のアゲハちゃん、さすがに部屋の中で踏んづけたりしたらこわいなぁと思い、
その後囲いましたよ。いつも使うアミドネットは、夏に使った後ベランダに放置 していて(←ダメなひと。)洗うのも面倒だったので、45Lの半透明ゴミ袋で。 ←いつも。 ←今回。 全面30cmくらいを切り取って、中が見えるようにラップを貼り付けました。 空気孔(右上緑の部分)はオクラが入っていたネットを貼った。わぉ。カンペキです。 これなら使用後洗わなくていいし。もっと早く気付けよ自分!と言ってみた。 柑橘系植物はトゲがあるのであちこちプスプスと刺さっているけど まぁいいでしょう。そして葉は今回も見ての通り品薄です。 足りてくれー。そして早く蛹になってくれー。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ と、ココまでは先週の話。 その後1匹がウロウロ鉢の縁を歩き出した。いよいよ蛹化ですね。頑張れ~。と言う 私の応援も虚しく2時間経っても同じ所をぐるぐる歩いている。 ゴミ袋ネットバンザイと思っていたのは私だけで、どうやら登れなくて全くダメな模様。 アミドネットはしっかりしているしプラケースも大丈夫なのに、ふにゃふにゃのビニル ではダメなんだって。そりゃそうかも。一応その為に割り箸も刺してあるし、その気に なれば食べていたその木だって使えるのに…(遠い目)。 アゲハの幼虫の写真付き。 苦手な方はこの辺で。 なかなか好みが激しいようで。そんなわけで、結局いつものプラケースへ。 数時間後に見たら無事に前蛹(ぜんよう。蛹になる前の状態)になってました。 わたしが前蛹です。 蝶の幼虫が蛹化する為の糸張りをしている場面を見て、いつも思う事がある。 脱皮や羽化は「なんか体がむずむずするー」ってな具合で勝手に起こる現象 のような気がするけれど、蛹化する為の糸張りは「勝手に起こる」わけでは 無くて、確実に自分で「行動を起こしている」のです。凄い。 蛹化する為の場所を決めたら、まずお尻を留める為の糸を張り、体の向きを逆にして 今度は体を吊す為の糸を張る。目に見えない程の細い糸を何度も何度も繰って 太いしっかりした糸に仕上げ、さらにその輪にぐぐっとくぐって背に掛ける。 そして荒川静香のイナバウアーのように反り返って糸を背中に固定し、その後やっと 足を離し、写真の状態に吊り下がる。糸を繰っている動作はいずれ又載せますが、 器用に糸を繰って背中に掛ける様子は何度見ても虫とは思えぬ動きです。 本能と言うよりは、人間のように考えるアタマを持っているわけです。 猫のように、いずれ人語を理解する日も来る事でしょう。そして翌日は 無事に脱皮して蛹へ。 完了! 蛹の色は褐色型と緑色型が有って、蛹化する場所の材質(木だったりプラケース だったり壁だったり)で変化するという説や、材質ではなく色(木の色や壁の色) で変化するという説など諸説有りますが。同じ材質のプラケースの蓋でもこんなに違う。 見ての通り、上が緑色型で下が褐色型。 越冬中。 そんなわけで2010年冬アゲハも無事年越し準備整いました!後は春を待つばかり。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ と、呑気に書いたけどさすがに年末。人間の方は全然年越し準備整ってないよ! なんたって今日クリスマスツリーを片付けたありさまです。嗚呼。 超多忙。 なので開き直ってこんな長いブログを書いてみましたよ♪ 今年も残す所明日1日となりましたが(まだ1週間位有ると思っていたのにびっくり!!)、 皆様、沢山の暖かいコメントや楽しいコメントを有り難うございました。 とっても励みになりました♪ 来年もどうぞ宜しくお願いします。 良いお年を~!! @ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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