ageha的ニチジョウ
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agehaSwella
虫愛ずるインドアな猫好き。日々刻一刻と移り変わる 揺らぐものと揺らがないものの記録と記憶。主に虫ブログですが、 魚類や植物、気まぐれにカワイイモノも載せています。
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「このチョウ、チョウなのにちょいとおかしなところがございます」と昨日書いたのですが。 MIYA KOUTAさん、さすが同業者!(業者?)そうなんです。ツマグロヒョウモンを初めて 育てて、なんかヘンだよなー。と思ったのはこの顔のせいじゃなく 失礼ね! この脚です。 4本です。昆虫なのに。普通、蝶の脚といえば6本。 アゲハ脚。 一見4本に見えるこの脚、退化しただけで一応6本有るのですが…。 ほらね。分かりにくい? ほらね。アップで見るより1番上の写真が分かりやすいかも。使われないまま折り畳まれて 残っています。こんなふうに4本脚に退化したグループはツマグロヒョウモンの属する タテハチョウ科、アサギマダラのマダラチョウ科、テングチョウ科(でもテングチョウの♀は 6本)、ジャノメチョウ科の4つ。 渡り蝶アサギマダラさま。 あたし渡るわ!とか言ってる。 6本脚はアゲハのアゲハチョウ科、ヤマトシジミのシジミチョウ科、セセリチョウ科、 モンシロチョウのシロチョウ科、以上4つ。シジミチョウ科だけは4本脚と6本脚が 居るようです。(ちなみにヤマトシジミは6本。) 面白い事に脚の特徴は蛹にも現れていて、4本脚グループはお尻のみを糸で留める 垂蛹(すいよう)、対して6本脚グループは胸部とお尻を留める帯蛹(たいよう)。 「太陽と水曜って覚えてね」と言う写真はここ。 けど、同じ蝶類で退化したグループとしないグループが居るのは不思議。羽化した 蝶に指にとまって頂くのは至福の時なわけですが、4本脚のツマグロヒョウモンは はっきりと脚力が弱い。すぐに滑って落ちそうになったり実際落ちたりします。 その理由はアゲハがかぎ爪なのに対し、ツマちゃんは丸爪。その上掴まるべき 脚が4本なんだから、なんとも解せない。ただでさえ滑りやすい脚の形状なのに さらに4本。退化の方向を間違えたのではないかと思う所存でございます。 進化不可逆の法則? ↑↓いつもクリック有り難うございます。とても励みになっています♪ にほんブログ村 @ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/
花の色は移りにけりな田端の金魚はお引っ… 2018.03.08 コメント(6)
遅いよツマちゃん。 2014.06.06 コメント(6)
ごちそうは有るのに食べるひとはまだいな… 2013.11.19 コメント(6)
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