ageha的ニチジョウ
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agehaSwella
虫愛ずるインドアな猫好き。日々刻一刻と移り変わる 揺らぐものと揺らがないものの記録と記憶。主に虫ブログですが、 魚類や植物、気まぐれにカワイイモノも載せています。
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もた(猫)がキーボード付近で寝ているのがもぅめっさ可愛くて、寝返りうっては 「可愛すぎる~」と写真を撮ったり眺めたり、パソコンに取り込んでみたりしてる ので、なかなかブログが書けない今日この頃。しょうがないにゃ~。(麻呂眉?↓) くかー。 だって可愛いんだもん! ・・・・・・・・・・・・・・・・ そんなわけで5日程掛けてやっと書いたの載せます。 義父の入院の際、帰国した義妹に借りた本。(義父はつい先日無事に 退院しました!ご心配お掛けしてすみませんでした。) ダンゴムシに心はあるのか/森山徹 「ダンゴムシに心はあるのか?」 「有るに決まってんじゃん」 と、私的にはひと言で終わってしまうこの本ですが、「本書をきっかけに、多くの 日本人が、当たり前に「ダンゴムシには心がある」と言えるような世の中になる ことを想像してみてください。痛快ではありませんか。」と書かれている。 なんと。世の人々は現在「ダンゴムシに心は無い」と思ってるの??興味深い! ダンゴムシ(ワラジムシ目(等脚目)の動物)も蝶もトンボも、昆虫はもちろん クモ(節足動物門鋏角亜門クモ綱クモ目に属する動物)もゲジ目ゲジ科ゲジの (節足動物唇脚綱(ムカデ類)のゲジ目に属する動物)ゲジゲジも、他すべて、 この世に生きとし生ける全ての生命、つまり「命」には「心」が有って当然、と 私は思っているのですが…。 顔かゆい。 昆虫や、ひとくくりに「虫」と呼ばれる生き物達が、触覚や翅を前脚や後脚を 使ってキレイに掃除したり首をかしげたり、とまった指から足を滑らせそうに なったらヒシとこの指にしがみついてきたり。この部分なんかは寝ていてヒトの 膝から落ちそうになった猫にも似ている。ダンゴムシに心が無いとすると、 猫にも無いと言う事になってしまう。もちろん、筆者の言わんとする事は 「ダンゴムシには大脳が無いのに心はあるのか?」なのだけど。 尻かゆい。 心とはなにか。敵から逃れる為に走る、エサを求めて歩く、目の前にあるモノが 何かを確かめる為に触覚で探る、そんな一連の行動は心ではなく本能なのか、と。 いやいや。心です(きっぱり)。虫や生き物が好きで、よーく観察しているヒトになら 分かると思うけれど、虫にも喜怒哀楽がある。止まった指から滑って落ちた時の なんともばつの悪い情けない表情、花を前に嬉しそうに口吻を伸ばす嬉々とした表情。 花を近づけると「早く早く~!」と言わんばかりに口吻を伸ばして歩いてくる仕草なんざ、 うちのもた嬢(猫)と同じです。縄張りに入ってきた個体を怒って蹴散らしたり ひなたぼっこして気持ちよさそうにウトウトする。もう、とても興味深い事に 「心」はもちろん「感情」すら持ち合わせている。 この本は「ダンゴムシに心はあるのか」を確かめる為に数々の興味深い実験(迷路 実験、行き止まり実験、水包囲実験など)をするのだけど、それも虫好きからしたら 「あ。この実験ならきっとこうするだろうな」「あぁやっぱりネ」と分かるものがほとんどで、 筆者はコドモの頃ダンゴムシと遊ばなかったのかな?とそこが興味深い。 「筆者の知らない事」=「予想外の行動を発現!興味深い!」なので、私にしたら 「予想外でも無いけれど…?」の実験結果が論文賞をとっている事の方がとても とても予想外で興味深いな、と思いました。 ダンゴムシ云々の実験と結果より、興味津々で研究(観察・実験)をする筆者に 興味が湧きました。ところでこの本、子供でも読める書き方をしてくれたらもっと 興味深く分かりやすく楽しい一冊になったと思うのですが、どうにも難しい言葉が 多い。たとえば「隠れた活動部位による行動の連続」「アンテナ性の走触性」 「変則生成群」「左右非対称脚運動」「交替性転向」とかね。 でもまあ結論から言うとですね、面白かった。 ただ、最終章~結びまではタコとミナミコメツキガニの話になっていて、「ダンゴムシ には心がある」か、否かについては明確な結論が出ておらず、なぜ結論が出てから この本を出版しなかったのか、そこがとても興味深いのでありました。 ちなみにダンゴムシは心で考えたりはしてなくて、目の前に起こった事に 対してただ反射で動いてるだけ、との節もあります。が、言わせて下さい。 「ダンゴムシに心はある」。私はそう思って虫達と付き合ってます。 蜜~蜜~! (口吻をびゅんびゅん伸ばすシジミちゃんの図。猫眼ですな。) ・・・・・・・・・・・・・・・・ 「興味深い」を連呼しましたが、これは私の口癖でも有り、それ以上に著者の 口癖のようなので、敬意を払い連呼してみました。著者の森山徹さん、 まことに興味深い御仁でございます。(現代版の意味ではなくね。) 興味津々は人生をキラキラにしてくれるのだー。 ↑↓いつもクリック有り難うございます。とても励みになっています♪ にほんブログ村 @ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/
聖の青春と黒い海。そして猫。(本の紹介) 2023.01.27 コメント(6)
藤の花と言えば流行りの鬼避け。 2020.06.29 コメント(6)
太宰治のサイン本が家に有ったよ。 2020.04.01 コメント(4)
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