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カテゴリ:ツマグロヒョウモン飼育
月日の経つのは早いもので(たぶん老化現象)、随分と前の話になってしまいましたが。
いつぞやの「蛹に穴(傷?)があいて体液出ちゃったけどなぜだか無事に羽化した ツマちゃん(ツマグロヒョウモン)の、抜け殻のお話。(前置きが長い。) ・・・・・・・・・・・・・・・・ このひと。 ※ 以下、ツマグロヒョウモンの蛹(しかも体液出てる)を拡大して載せています。 苦手な方はご注意をー。 蛹化後、気付いたらこんな事になっていた蛹の腹部。どう考えてもただ事では ない大怪我で、こりゃきっと羽化は無理だろねーと思っていたある日。 ダダ漏れ。 何事も無かったように羽化したツマちゃん(オス)。 くるっくー。 その抜け殻はと言えば。 言えば? こんな感じ。 撮影しやすいように吐糸された糸をセロテープで剥がしてみた。↑ (写真は全てクリックで拡大します) 背面。 逆側面。 で、問題の。 拡大。 傷は、人間で呼ぶところの「瘡蓋(カサブタ)」状になっていて、血液凝固作用で それ以上の体液流出を防ぎました、という状態。それでもこの体に対してこの 傷の大きさはかなりのダメージだと思うのですが。昆虫にも自然治癒力が 備わっているのか、それとも、幼虫時代に見られる脱皮修復の部類でしょうか。 傷ではなく、一番自然に考えられる何者かが這い出た(寄生バチとか寄生バエとか) 穴だとして、それでも無事に羽化するなんて事が有るのでしょうか。寄生ではなく傷 だとしたも、飼育は外敵もいないつるつるのプラケース内。高いところから落ちて、 体内の怪我(人で呼ぶところの「痣(アザ)」とか内出血とか)なら、まれに起こる事も 有るかもですが、これほどの派手な外傷はどうだろうか。 内側も見てみたけれど、外側同様カサブタ状のもので固まっていました。 翅が収納されていた部分の内側には、ちょっとだけ鱗粉が付いている。↓ 内側。 結局のところ自然に治った、治癒力、自己再生機能がある、 脱皮修復は蛹でも有効、ってところでしょうか。 いやー神秘ですわ。 ↑↓いつもクリック有り難うございます。とても励みになっています♪ にほんブログ村 @ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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