ageha的ニチジョウ
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agehaSwella
虫愛ずるインドアな猫好き。日々刻一刻と移り変わる 揺らぐものと揺らがないものの記録と記憶。主に虫ブログですが、 魚類や植物、気まぐれにカワイイモノも載せています。
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ベランダの植物にざぶざぶ水をあげていたらテントウムシがあたふたフェンネルを 登って行った。ゴミを背負ってなかったので、先日のうちの子か否かは不明。で、 ふとその横にあるジャスミンの葉に目をやると。ミニミニテントウ発見。 普通。 普通サイズ(約7mm)のナミテントウがこのくらい。↑ こやつはこのくらい。↓ ちっさ。 3~4mm。飛び立つ瞬間を撮りたくて、指の頂上へ歩いて貰う。 さあそこは頂点だ!いざ、飛ぶがいいー。 ヨシ! フッ。 消えた。テントウムシは、固い翅を開いてその下の薄い翅を広げて飛び立つのだけど、 このチビさまは違う。固い翅を開くか開かないかの瞬間に、もう跳ねるように姿を消して いる。もう一度指に乗せてカメラを構えずに見てみたら、翅がかすかに開いた瞬間 飛ぶんじゃなくて、確かに跳ねる。しかも見失うほどの跳躍です。…翅の意味あるの? その跳ねっぷりはClick beetle(コメツキムシ)、はたまたノミのよう。ノミのよう…。 そう、その名は「ヘリグロテントウノミハムシ」(名前長っ!)。 ハジメマシテ。 ヘリが黒いテントウムシ似、そしてノミのように跳ねる羽虫、もとい葉を食べるから葉虫。 長いなりに分かりやすい名前です。アカホシテントウやヒメアカホシテントウに似た紋様、 でもサイズはずっと小さい。そして跳ねる。この特徴的な食痕で、分かった人も居るかと 思われますが。ハムシといえば、以前キキョウ虫(クロウリハムシ)も登場しましたが、 甲虫目ハムシ科の種類は多い。ハムシの中でもノミハムシの仲間は後肢の跳躍器官で 素晴らしい跳ねっぷりを見せてくれます。(あんまり嬉しくないけど。) テントウムシと明らかに違うのは長い触角と太い脚。 こちらは先日のゴミ付きテンちゃん。↑下は蚤ちゃん。↓(刺さないのに不本意な名前かも) 触角。 脚。 そういえばテントウムシの幼虫の話を書いた時にもClick beetleみたいだ、と 思った記憶が。テントウムシとコメツキムシ、同じ甲虫では有りますが、それ以上に 何か、深い何かで繋がっているような気すら致します。このヘリグロテントウノミハムシは まさにその、繋がる何かの真ん中に君臨しているようないないような。 ちなみにコメツキムシは「叩頭虫」という愉快な別名も持ってるのですが、私としては 「たたくあたまむし」と読みたい。でも、実際は「ぬかずきむし」。「ぬかずきむし」 なんて全然愉快じゃなくてがっかり。 話は戻ってヘリグロテントウノミハムシ、このひとはアブラムシを食べてくれる益虫、 テントウムシに似ているけれど、その名の通り葉虫(葉を食べる)です。テンちゃんだと 思って放置すると、アブラムシなんか食べずに葉っぱを食べちゃう困ったちゃん。 モクセイ科を食べるのでキンモクセイやオリーブ、ヒイラギやジャスミンを育てている方は 覚えておくと良いかも。で、モクセイ科といえばガガさま(オオスカシバ)の幼虫も食べる。 大人気。美味しいのかも。 蚤テンちゃんに構っている間、もた(猫)はと言えば…。すっかり飽きてる。 えいえい。 半分枯れた猫草に住み着いたダンゴムシと遊んでる。この猫草、1月に買って 4月に種が出来たもの。その後ちゃくちゃくと種子を増やしまだ健在。さすがイネ科。 収穫してまた撒こう。 猫草は、どうせなら種から育てた方が楽しい。夏は3日で発芽するし。 イネ科はたくましくていいねー。 ↑↓いつもクリック有り難うございます。とても励みになっています♪ にほんブログ村 @ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/
天道虫のうた。 2015.03.27 コメント(8)
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