ageha的ニチジョウ

春キャベツにくっついて我が家に訪れた赤ちゃんカタツムリを、秘かに飼っていました。
そう、先日「かわいい子には旅をさせようと思っているから」と書いたのは、ツムちゃん。

　だれ？
　やほー。

これがいつから飼っているのか全く記憶に無い。春キャベツが出回り始めた頃に
来たんだから3月頃でしょうか。飼うでもなく飼い始めたので当時の写真すら無い。
上の写真は2ヶ月ほど経った頃に撮ったもの。確か、最初の殻サイズは5mmくらい
だった気がする。写真のは7mmほどか。外へ逃がすにしても雨の日がいいだろうと
思いつつ、しかし全く雨は降らずに4ヶ月。

梅雨入りして、この先1週間雨ですよ、と予報が出たら逃がそう、と決めたのに雨降らず。
今年は梅雨が無いのかも知れぬ。曇りの日ばかりで見妙な天気。いつまで飼うか…。
と、飼うでも無く飼っている。こうなると、飼うと言うより同居です。


そうか。あれから4ヶ月か（たぶん）。どおりで大きくなったわけだ。

　1cmくらい？
　降りるー。


カタツムリは毒性が有るとか寄生虫が居るとか、色々持ってるから手で触っちゃダメよ
と、幼少の頃言われた記憶が有りますが、ちゃんと洗剤で手を洗えば大丈夫。と言うか、
洗剤で洗わなくったってきっと大丈夫。だって、キャベツに付いてうちに来たように、
ツムちゃんは畑で野菜の上をきっと歩いている。野菜を洗剤で洗う人は少ないと思う
けれど、それでおなか痛くなったとか聞かないし、さほど神経質なって洗わなくても
大丈夫だって事かと思われます。

あ、余談ですが先月小学校の調理実習で茹でたキャベツと生のキャベツの食べ比べを
している時に、児童が体調不良を訴える、ってニュースが有りました。あの時、秘かに
「もしやカタツムリ？もしくはエキノコックス？」と思ったのは私だけでしょうか。

　漫画の読み過ぎ。

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夕食制作中に出るキャベツの芯やブロッコリーの茎、小松菜や人参やキュウリの
切れっ端なんかの野菜を放り込んだり霧吹きしたり、カタツムリ化粧品の効果は
生成される前の粘液でも有るのかと手荒れした指先を歩かせてみたり（特に変化無し）、
その、ぬらぬらのんびり進む姿がほほ笑ましかったり、もた（猫）は寄り目になって
観察していたり、ほのぼの可愛く暮らしていた数ヶ月。

　殻入り。

さあ。とうに関東も梅雨入りした今日この頃、週間予報は雨続き。
満を持して自然に還すのだ！



と、言うのが私の目論見でしたが週間天気予報は雨続きを謳わない。梅雨なのに。
そんなわけでもう少し、飼うでもなく飼う日々が続きそうです。

　まだいる？
　もうちょっといるかもね。
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