ageha的ニチジョウ
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agehaSwella
虫愛ずるインドアな猫好き。日々刻一刻と移り変わる 揺らぐものと揺らがないものの記録と記憶。主に虫ブログですが、 魚類や植物、気まぐれにカワイイモノも載せています。
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本日の室外最高気温36.8度。 1時間くらい使わないでいた水道の蛇口をひねると(今時ひねらないか) かなりいい湯加減のお湯が出る。恐るべし太陽熱。エアコンの効いた室内でも こんな具合だけれど、ベランダの水道事情はもっと凄い。シャワー付きの長い ホースがとぐろを巻いていて、それを使うといつまでもいつまでもお湯が出る。 このまま植物に撒くわけにはいかないので、とりあえず足を洗ってみる夏の夕暮れ。 そんな事をしている私の横で、もた(猫)はタライのタニシを捕ろうとして片足が タライにどぼん。慌てて引き上げるのが普通だと思われますが、彼女は違う。 しばし心地よい水の冷たさを楽しむかのように、いつまでもいつまでも浸かっていた。 片足だけ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 本題。 夏の水道から出るのはお湯ですが、シジミちゃん(ヤマトシジミ)の 蛹からはシジミが出ます。そう、先日のシジミちゃんの抜け殻。 おちり。 側面。 なにやら毛っぽいものが付いています。↑ 背面 上部 約1cm、と大変小さいのに良く出来ています。 …なんで抜け殻の写真なんて載せるのか。それはですね、飼育とは 卵→孵化→幼虫→蛹→成虫→蛹の抜け殻、この一連の完全変態を追う事 だと勝手に思っているので、抜け殻で完結なわけです。 どうでもいいしー。 いいやどうでも良くない。あの、1cm足らずの小さな小さな蛹の内部に、乾涸らびる事の 無い量の水分を蒸発させずに蓄えている事や、体内物質を何かに変えて(その何かが 何だったのかぜーぜん思い出せない)氷点下でも凍ることなく春に羽化する生命力… あ、思い出した。グリセリンだった気がする。 気温の下がる季節に入ると、虫達は体内物質のグリセリン量を増やす事によって 成虫や卵、蛹は-70度にも耐えられるそうな。キアゲハに至っては-196度! 常温に戻すと再生するんだそうです。こうなるともう、コールドスリープですな。ちなみに ナミアゲハの蛹は-196度には耐えられず。似て非なり。 私の育ちは-20度になる事もある山の中。それでも遅い春が訪れれば一斉に 虫達が目覚める。寒さにも暑さにも耐えうる彼らは人間より遙かにたくましい。 私なんて今クーラー壊れて常温に放置されたら生き延びる自信がない、ときっぱり 言える。だって冬は-20度、真夏の平均気温18度で育ったこの体。 35度以上では全ての機能が停止します。ピ_____________________________。 秋までコールドスリープしたい。 ↑↓いつもクリック有り難うございます。とても励みになっています♪ にほんブログ村 @ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/
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