ageha的ニチジョウ
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agehaSwella
虫愛ずるインドアな猫好き。日々刻一刻と移り変わる 揺らぐものと揺らがないものの記録と記憶。主に虫ブログですが、 魚類や植物、気まぐれにカワイイモノも載せています。
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唐突に育てる事になったキアゲハの幼虫3頭。最初に蛹化した1号が 蛹になるころ、ちょいと遅れて2号3号も糸張りを始めたのですが…。 2号は難なく蛹化。ところが3号はどうでしょう。 ふと気がつくとこんな事に。 ん? ちょっとー。そのメモ今から使うのですが…。どいて頂けます? ころん。 ここで一句。「帯蛹の 背中糸切れ 逆さ吊り」 …にととらさんゴメンナサイ。w 懸命に糸を張っているその横で、1号の蛹への脱皮を撮ったり 3号の糸張りを撮ったりしていたのがきっと悪かった。息を潜めて コンデジで撮っていたのだけど、それでも「なにか大きいもの」が 近くに居る気配やら何やらが集中力を欠かせたのでしょう。 背中に掛けるはずの糸にくぐれなかったのか、糸が切れちゃったのか、 お尻の糸だけで逆さまにぶら下がっている状態です。ああ。アゲハでは こんな事って滅多に無いのだけど、キアゲハではありがち。 キアゲハの糸って弱い気がする。 キアゲハ自体がストレスに弱いのかも。 このままの状態でも運が良ければ(生命力が強ければ)逆さのまま 蛹になって、羽化まで辿り着けるのかも知れないけれど、アゲハ類が 垂蛹ではなく帯蛹になるのにはきっと理由が有るはず。 アゲハチョウ科の蛹化の角度と言ったらこんな感じ。 その理由も垂蛹組が4本脚なのもいまだにナゾのままですが、帯蛹の アゲハを垂蛹の姿勢のまま蛹化させるのは、私の性格的に無理。 なので軽く丸めたティッシュを背中側に入れて「ケースの壁で蛹化したふう」の 角度にしてみましたよ。蛹化(ヨウカ)というより要介護って感じ。 人間のレスキューは手を貸せば貸すほど生存率が上がるけれど、 昆虫レスキューは手を出せば出すほど死亡率が上がる。特に、幼虫でも 蛹でも無いこの前蛹の時期はデリケートなので、絶対に触ってはいけません。 ケースやワイプの角度を静かに変えて、ティッシュにふわりと乗せただけです。 仰向け(天井)、縦(壁)、ナナメ(割り箸とか)はアリだけど、床(地面)で うつ伏せ蛹化は見た事が無い。縦は縦でも逆さまも無い。ヤマトシジミだと 蛹自体が軽いせいかなんでもアリ。これも不思議。 翌日。 無事蛹になりました。が、皮を脱ぐ時激しく実をよじったから角度変わっとる。 皮も脱ぎぎったけどふっとばすところまでは出来なかったらしく付いたまま。 でもこれは全然問題無いので付けたままにしておきます。 数日後。蛹がしっかり固まった頃に、ワイプを丸めて 正しい角度(私的に)にしてみたのでありました。 気持ちいい。 ちなみにお尻の糸はワイプに付いたままです。 1号 2号 3号 お疲れ様でした。 で、このままだと海の日の連休中(いつの話だよ)に羽化してしまいそうだったので 羽化を遅らせるためにクーラーの効いた涼しい部屋に置いておいたのでした。 ちょっと長めにオヤスミナサーイ。( ФωФ) ↑↓2つのランキングに参加しています。クリックして頂けると励みになります♪にゃー にほんブログ村 Oui C'est La Vie / ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/
キアゲハリキル。5 2015.07.31 コメント(10)
乱歩的脱皮。(キアゲハ飼育)4 2015.07.24 コメント(10)
キアゲハッシン。3 2015.07.22 コメント(6)
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