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テーマ:今日の出来事(291749)
カテゴリ:本とかエーガとか。
うちには古い本が沢山ある。
世界文学全集なんかも両親が若い頃に読んでいた60年代のものだったりする。 その頃の本を読み慣れてしまうと、最近の訳が軽すぎて読み辛かったりする。 ネズミっぽいニオイがするにゃ。 posted by (C)ageha ドストエフスキーの「白痴」を上下巻別の訳で買ってみたら言葉遣いや名前まで 違って( ロゴージンがラゴージンだったり)別の話かと思うくらい、 時代が違うんじゃないかと思うくらい別物で、それはそれで面白い。 上巻。米川正夫訳 私はこっちが読みやすい。 下巻。木村浩翻訳 簡単に読めるのはこっち。 そんな古い本の中に、太宰治の、茶色く時を経た薄い一冊を見つけた。表紙を開くと 筆で丁寧に書かれたサインがあった。ああ。この本をこう開いて太宰が ペンを走らせたのか。この部分に、きっと太宰の手が触れたんだ。 そう思ったら実に感慨深かったのでした。 という感じの嘘を、エイプリルフールの朝っぱらから夫に言ったら 「あ、それ俺が前に太宰の真似して書いたやつ。筆跡そっくりでしょ」と 返してきた。実在しない嘘の本の筆跡とはね。 読みたい本は古本屋か自宅にあるものを読む事が多い。新刊を定価で 買うことがほぼ無いまま随分経ちました。先日書いたドストエフスキーの 「鰐」も300円くらいで買ったので、1500円もすることに驚いた。 いつから本はこんなに高くなったのですか?(浦島太郎) だって、60年代の本は箱付きのハードカバーがこの値段。 ハードカバーが340円の時代。 posted by (C)ageha 文庫だって新刊で買っていた20年前までは600円位だったのに 今じゃ1500円って、本気で驚いた。(呆れるくらい浦島太郎。涙) 若者が本を読まなくなったと言うけれど、高すぎるんだよ。 ぺらい文庫に1500円も出すならパスタランチ食べたい派。 ↑↓2つのランキングに参加しています。クリックして頂けると励みになります♪にゃー にほんブログ村 Oui C'est La Vie / ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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