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テーマ:猫のいる生活(138424)
カテゴリ:セセリチョウ色々(飼育も)
何年か前にサトウキビの切れっ端を貰って、土に植えたら芽が出た。
ほかって置いたらセセリちゃんが産卵した。かわいい。 みたいな話を以前書いたのだけど、サトウキビって収穫しない限り 1年中ただの長い葉っぱで、冬は枯れるし面白くもなんともない。 そんなだから、いつの間にやらベランダの端っこで 「さわさわと涼やかな葉音をさせる係」になっていたのですよ。 それでも秋には長い葉がそのまま枯れて、 「カサカサと寒々しい葉音をさせる係」になってしまう。 そんなわけでちょいと選定しようかと見てみれば。何やら新しい食痕が。 ややや。これは。 絶対そうでしょう。いるでしょう。間違いない。 新。 ちなみにこちらが古い食痕。↓ 古。 違いが分かりますか?これはイネ科植物に限った事ではなくて、 柑橘類でもクチナシでも、植物なら何でも、幼虫が居るか否かの 判断が出来ます。ま、フン診断の方が幼虫の大きさも分かるし 確実で楽しい(←?)ですが。 で、長い葉を辿って覗くといましたよ。 !! しゅっ! 一瞬で隠れます。チャバネセセリの幼虫です。セセリは幼虫で越冬するのですが 葉が完全に枯れたら来春新しい葉が芽吹くまで、枯れ葉の巣の中で じっと春を待つのです。ケナゲ。 現在はまだ葉も青いので温かい日には出てきて葉を食べたり日向ぼっこしたり。 優雅なもんですよ。日がな一日縁側でお茶すすってる感じです。 フンも雨水も下に落ちる清潔で理想的な筒状の我が家ですが、大体は葉の先端を 使って巣を作りますよ。こんな感じがマスト。↓ ところがもう1頭は葉の付け根に巣を作っていた。なぜ?越冬に特化した仕様?? 葉の先端だと風で常に揺れたり越冬するには枯れてちぎれたり諸々不具合が 生じるから?そう考えるとこの位置は理にかなっていますね。 ちゃんと住んでます。 ちらっ。 頭隠して…。 ちぎれ落ちないように葉脈を残して住居を食す。新築があっという間に古民家だ。 ボロ…。 大きさはこれくらい。 高層階の葉の先端と下の方の葉の付け根にそれぞれ1頭ずつ。 ところが中心部分の一番柔らかくて美味しそうな葉の真ん中に ちゃっかりもう1頭いた。 あたしも住むならそこがいい~!と言いたかった。ねえ?もた(猫)さん。 はぁ? 今です。現在。なう。こんなです。 邪魔です。お手々が。 ↑↓2つのランキングに参加しています。クリックして頂けると励みになります♪にゃー にほんブログ村 Oui C'est La Vie / ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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