聖の青春と黒い海。そして猫。(本の紹介)
ブログを書こうと思ったら、数日前からフォト蔵が機能していない。あーあ。やる気なくなるよね。と、己のやる気のなさをフォト蔵のせいにしてみる今日この頃。あまりの寒さに風邪をひいてしまったのだけど、我が家の猫たちは今日みたいに太陽の出ていない日でも、暖房の付いていない7度の部屋で寝ているのはナゼ?寒くないの??先々代のシェリーはマイナス20度にもなる地で夜な夜な夜遊びに繰り出していたけれど日本猫って寒さに強いんだろうか。(丑三つ時に帰宅して、布団に潜り込んで来ては氷のような肉球を 背中に押し付けてくる恐怖。懐かしい。)写真が載せられないので最近読んだ本の紹介でもしようかな。昨年末に読んだのは「聖の青春」。将棋はルールすら知らないのだけど1冊の本でこれほど何度も泣きながら読んだのは初めてかもしれません。幼いころに病にかかり、それでもなお過酷な運命に抗う事無くただ真っすぐにひたすらに将棋に命をかける。命を削る。「冴えんなあ」が口癖の師匠との関係は羨ましくも哀しくもあり本当の愛情ってこういうことかと胸に迫る。著者は将棋世界の編集長ですが、編集長ってこんなに文章力があるのですね。幼少期のエピソードから一気に引き込まれ、文字通り一気に読みました。ノンフィクションなので胸躍る最高の読了感!ってわけには行かないですがとても良い本でしたよ。 もう一冊は「黒い海」。こちらもノンフィクション。女性ジャーナリストが17人もの人がなくなった漁船沈没事故の謎を追います。ジャーナリストってこれほどまで取材を重ねて行くのか、なんだか凄まじい!とおののく感じです。こちらもまたノンフィクションなのでスッキリ~♪という読後にはならないけれど、遺族にとってはいまだ過去ではないのに、すでに風化しつつある事故の真実を追うことが遺族の苦しみを少しでもやわらげる事に繋がって行く様を感じられます。人生において、エッセイや伝記以外のノンフィクションはあんまり読んだことが無かったのだけどちょっとノンフィクションに目覚めつつありますよ。あ。2匹の猫がドタバタ運動会を始めたのでこの辺で。ちなみに、追いかけられて逃げる初(♀9ヵ月4キロ)は茶々(♂1歳9ヵ月6.2キロ)に追いつめられるとツキノワグマみたいに立ち上がって手のひらをパーにして「わー!」と言う吹き出しが付きそうな仕草で茶々の巨体に飛びかかります。で、今度は茶々が逃げ初が追いかける。面白い。 まるでトムとジェリーです。 ↑↓2つのランキングに参加しています。クリックして頂けると励みになります♪にゃーにほんブログ村Oui C'est La Vie / ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505