虹色風船

今日は午後からＳＴの訓練。
こぅちゃんはベビーカーで寝ていたので
訓練中はそのままで寝ていてもらいました。

ましゃの場合はまだ単語も出ていないのだけど、
ＳＴの訓練では体を使った訓練をしています。

ＯＴの訓練とすごく似ているんだけど…

・ジャングルジムの柵の中やトンネルをくぐる
＝自分の体の大きさを知る

・ジャングルジムに板を斜めにかけ坂道にして四つばいで登る
＝傾斜を体で理解する

・ブランコ、トランポリン
＝揺れの中で体をまっすぐに保つ。揺れていることを理解する。

というのがよくあるパターン。

今日は壁に設置してあるロッククライミングの足場の上に
お気に入りのおもちゃを置き、よじ登って取る。
という訓練でした。

壁に向かっている時点で自分の足元は見えていないので、
見えない足の位置を理解して足場に乗せることで
見えていない体の部分を想像するように。という意図だったようです。

気に入っているおもちゃだったので、かなり必死になって背伸びしたり、
足場に足を乗せたりしてがんばっていました。

ただ、ＳＴの部屋がとても小さく、そこに同時に3組ぐらい訓練が入ると
子ども・母・先生×３。すごい密度です。
ましゃより大きな子どもさんが多いし、先生がこれで訓練しようと思っていても、
別のところへ行ってしまったり（つまりそれはましゃがいる場所だったり・・・）

ＯＴはまた別の部屋で傾斜登りやブランコ、ボールプールなどで
体を意識するという訓練はしているので、
正直、ＯＴとＳＴが同じような訓練というのは…
もちろん、やってることは同じでもましゃへの働きかけとしては
違う目的があるんでしょうが…

ＳＴの目的が言語訓練である以上、もう少し別のアプローチの仕方って
あるんじゃないかなぁ？って最近思うようになりました。
もちろん、ましゃの知的レベルではまず体を意識することに
重点を置いたほうがいい。という判断もあるとは思いますが。

もう少し違った方法でのＳＴの訓練を受けている方がいらっしゃったら
お話聞かせていただきたいと思います。